今回のお話はおぎの稔大田区議会議員の受け売りになりますが、大事な事なのでお話します。今こそ子供の教育にマナー講師が必要なのでは? と言う話です。
「多様性が大事だ」って教育すると「キモくて汚いあいつは多様性じゃないから、多様性の範囲外だから、いじめていい」ってなりますし
「みんな違ってみんないい」って教育しても「でもあいつはキモいから『みんな』じゃない。あいつは『みんな』の中に入れてはいけない。差別すべきだ」ってなります。
いじめというのは本能に属する部分なので「ありとあらゆる障害を越えてでもやりたい」ものなんですよ。
だからこそ「人とのコミュニケーションの中で相手の立場や気持ちを考え、不快にさせないために使う原則や基本となる方針、表向きの意見」である「建前」が必要になってくるんですよ。
人権教育は大切なんですがそうやって教育しても「キモいアイツに人権なんてあってたまるか。アイツにオレ達と同じ人権はあっていいわけがない。だから自殺するところまで追いつめてやる」ってなっていじめが起きるんですよ。
実際リベラルとかフェミニストが「こいつはキモいから消せ!」って散々言ってるでしょ? それと同じことが子供たちの間で起きるんですよ。子供は大人のマネをして育ちますからね。
「オタクキモい消せ!」という原始的な欲求から、たとえ建前だったとしてもそれを否定し表向きの平等に務めるまでに進歩するのが、人権の尊重であり近代社会のあり方なんですよ。
それを大人が否定してどうする。子供たちの間でいじめが無くならないのはこういう大人のマネをしている、っていうのもあると思いますよ個人的には。
「建前」って否定的な意味で使われがちな言葉なんですけど、社会で生きる為の知恵であり潤滑油の役目を果たす大事なものなんですよ。
マナー講師って言うと嫌われがちですけど、子供の教育には必要だと思いますね。
レストランに行く際のテーブルマナーのように、生きる上でのマナーである建前、大事だと思います。
「あいつはキモいけど表向きには優しく接する」っていうのは明らかに「建前」なんでしょうけど、建前でも良いから相手を否定しない。という姿勢は教えても良いと思います。
もちろん「キモいものはキモいんだ! 我慢できるか! 何であいつを殺さずにオレが我慢しなきゃいけないんだ!? おかしいだろ!?」
っていう反発はあるでしょうけど、建前を教えずにその思いをこじらせていじめに発展するよりはマシだと思います。
ちなみに今回のお話の元ネタとなったおぎの稔大田区議会議員はVtuberになったり「ツイ廃かよ(今ではX廃か?)」って位ツイッターもといXに常駐してますけど、
根っこの部分は大田区に、東京都に、国に奉仕するまともな議員さんだよ。とは言っておきます。
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