リリースされて2週間前後という新作ポケモンゲーム「ポケモンスリープ」が先見性の塊みたいなとんでもないゲームとなってます。
何せ「睡眠時間を娯楽に組み込む」というとんでもなく新しすぎる試みを、ポケモンという皮をかぶせて見事にやってのけたんですよ。
しかも恐ろしい事にこれ、開発に4年かかっているそうですが企画の段階を含めたらそれ以上の時間がかかってるはずなんですよね。
4年以上前と言うと、初代のアップルウォッチが2015年4月に発売されて数年経つという所でしたから、
おそらくはここをヒントに「睡眠時間で何かできないか?」って気づけたのは先見性がとんでもない事になってるでしょう。
今から4年以上前にここに気づけるか? って言われると「発想のスケールで……負けた(CV:杉田智和)」とジョジョの奇妙な冒険2部のジョセフ・ジョースター状態です。
しかもこの斬新すぎるアイディアを思いついたとして、誰もやったことも無い事に果敢に挑む株式会社ポケモンと任天堂のチャレンジャー精神もこれまた凄まじい。
普通のゲーム会社だったら思いついても「面白そうだけど新しすぎて市場に受け入れられて売れるかどうかわからないから、すまないけど没にしようか」ってなる所を
株式会社ポケモンと任天堂はGOサインを出して作ってみせたのも見事としか言えない。
それにポケモンってコンテンツ事業では世界第1位で、あのミッキーマウスやハローキティ、クマのプーさんを抑えての世界トップシェアを実現しているんですよ。
それでも未開拓の分野を切り開くチャレンジ精神は滅多に見られるモノではありません。既に神なのに更なる高みを目指し続ける神すら超越した何かですよ。
2年前にリリースして現在も稼働中のポケモンユナイトも、日本ではまだまだマイナーかつ世界ではメジャーなMOBAというジャンルに挑んでいる位ですから。
任天堂は「まだマリオを知らない人がいるからその人にマリオを届けたい」って言って映画作ったりグッズ展開してたりするんですが、これってとんでもなく凄い事なんですよ。
マリオと言う「小国の国家予算に匹敵する売り上げをたたき出すコンテンツ」を何個も持っているにも関わらず、
「マリオを知らない人がいる」と認知できるのは並みの企業では到底できません。マリオさえあれば一生左うちわだ、って普通の人は思っちゃうところですよ。
イングレス等の位置情報ゲームでポケモンGOという超特大のヒット作を出したところは違うな。と思わせるゲームだと思います。
あとこのゲーム、予想するしかないのですがデバッグがものすごく大変だったと思います。何せ寝ないとゲームが進まないのでデータを集めするだけでも相当苦労したと思いますよ。
そりゃ開発期間に4年もかかるわけだよ。マリオクラブ(任天堂ゲームのデバッグ会社)の人は大変だったろうなぁ。
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