7年ほど創作活動やってて幸いにもデビュー作がそれなりにヒットしてる身分ですが、正直「他人をコントロールする事」は出来ないんですよ。
他人というのは常に自分が最優先で、自分以外の人を見る暇なんてないのです。
実際あなたは他人に対してどんな態度を取りますか? 親しい人でない限り、特に「一見さん」は雑に扱ってませんか? それと同じことをあなたが他人からされるんですよ。
その他人を振り向かせるには、小手先のテクニックから人間心理を応用した大がかりなものまで古来より考えられ続けてますけど「これさえやっておけばいい」というのはありません。
もしそんな方法があれば「それだけをやればいいので集客に困る人は地球上からいなくなるはず」なので。
WEB小説では読みやすくするために難解な言葉を言い換えたり、分かりやすくも作文化しない工夫をしますけど、最終的には「運」です。
もう一度言います。最終的には『運』です。
作品の最終的な面白さは他人が決めるのであって、そしてその他人を完全にコントロールできる方法は無いので、最終的には「運」なんですよ。
もちろん面白く見せようとする努力を怠ってはいけませんし「こういう層に刺さるように書く」というウケ狙いも重要な事です。重要な事なんですが、どれだけ努力しても最終的には「運」で決まります。
なので「何としても他人に振り向いてもらいたい」っていう思いが先行しすぎてしまうと精神を病むと思います。
何せ「他人を完全にコントロールする術は今のところ存在しない」のでそこで悩んでも解決しないというか「出来ない」んですよ。
「面白い物を作る才能」と「面白い物を世間に普及させる才能」と「面白い物をお金に変える才能」は全部違っていて、作家の場合は昔の出版社が後ろ2つを担ってたわけなんです。
なので「絵や文書を作っても作っても見てくれない」っていうのは「面白い物を世間に普及させる才能」が無いだけなので気にする必要はありません。
「面白い物を作る才能」と「面白い物を世間に普及させる才能」と「面白い物をお金に変える才能」を全部持ってる天才と比較しても、ネズミとライオンを比較するようなものでしょ。
ちなみにさっきの「ネズミとライオン」の話は決して「あなたはネズミだ」とけなしているわけではありません。
他の野生動物からしたら脅威であるライオンも、人間にとっては銃があれば問題なく殺せます。
むしろ人間にとっては「ライオンと同体重分のネズミ」の方が脅威で、殺しきることが出来ません。
それに繁殖力からしたらライオンはネズミに到底勝てっこないわけなのでネズミの方にも強い部分はあるよ、とは言っておきます。
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