今回のお話は「今のオタクはなっとらん! ワシが若い頃は(以下略)」という説教話になるだろうが、それでも良ければお付き合い願いたい。
最近のオタクは「美少女になりたい」とか言い出して、オスである自分自身すら否定しだすようになったけど、それってどうなんだ?
俺はなりたい自分になれるのなら「若くて細マッチョのイケメンになって女を食いたい」って思うからオスの本能は捨てていないんですよ。
そういう結論に至る理由は分かります。日々萌えコンテンツを摂取してる身からしたら、その世界で一番価値のあるのは「萌え美少女」であって、その「萌え美少女」に自分がなってしまえば
「大勢の人間から求められ欲せられ我が物にしたい!」って思われる承認欲求を満たせるんだろう。という納得できうる意見がありますけど、理解しがたい境地です。
美少女も見えない所ではストーカーに追い回される可能性があったり、学校や仕事場での嫉妬を含めた女同士の序列やヒエラルキーに対応するのも大変だし、
排泄だってするし汚い部分はあるんだがオタクはそこを見向きもしないのはどうかと思います。
20年くらい昔のオタクは「〇〇(キャラ名)は俺の嫁」とか言って萌え美少女と結婚して養う気満々だったのに、いつの間にか萌え豚になったりキャラに母性を要求しだしたり、
数年前はメスガキとか言って「相手が子供じゃないとつり合いがとれない」までに弱体化して、これ以上はひどくならないだろう。って思ってた矢先に「美少女になりたい」だぜ?
昔のオタクはオタクとバレたら『殺されていた』と言っても過言ではない程の迫害を受けていたから、それに負けないように強くあらねば生きていけなかったんですが、
時代が下るにしたがってオタクは世間に受け入れられるようになって強くなくても生きられるようになったのもオタク弱体化の大きな要因でしょう。
それに、思春期初期の自分自身でもコントロールしがたい程の性欲を母親に否定されて、オスである自分自身や自分が抱えるオスの性欲に否定的になるのもある程度は分かります。
だからと言って男の性欲を直視したくなくて「ふたなり」とか言って美少女に男性器を描き加えたり、美少女になりたいとか言い出すのもどうかと思いますけど。
あと数年後にはさらにひどくなって「イーロン・マスクの子供に転生」とかやるのかな……。
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