色々とお待たせしていてごめんなさい。
リレー小説カブトムシですが、
関川二尋さんから投稿していただいていた分を更新しました。
残りは壊れた人形さんから預かった分と、最終話です。
いちおう、最終話の更新後に、みなさまへご挨拶にお伺いします。
また、この場を借りて、レビューや応援をいただいた皆様に感謝いたします。このような企画が成り立ったのも、参加してくれた作家様方はもちろんですが、温かく見守ってくれた皆様のおかげでもあります。ほんとうにありがとうございます。
このような勢いだけで始まったお祭りが、関われた方々のカクヨム内における『楽しい思い出』になってくれたら幸いです。
『苦い思い出』では、ないことを切に祈ります(笑)
次の更新は5日後の予定です。
そんなわけで、『カブトムシ』にセルフレビューがてら、
いまの心境を表現してみました。(CV: 渡辺謙 曲:Stand Alone)
まことにちいさなガラナが開花期をむかえようとしている。
ちいさなといえば、カクヨム初年の北乃ガラナほど、ちいさな書き手はいなかったであろう。
実に滑稽なことに、僅かなコメディのほかに技のないガラナが、カクヨム先進作家と同じ土俵で小説を書こうとした。リレー小説である。
構成が成り立つはずは無い。
不慣れながら「作家」になった北乃は、カクヨム史上初のリレー小説体験者として、その新鮮さに昂揚した。この痛々しいばかりの昂揚が分からなければ、この段階の小説は分からない。
この小説の明るさは、こういう楽天主義(オプティミズム)から来ている。
この物語は、その小さなガラナが、カクヨムにおける多くの作家と交流し、どのように振舞ったかという物語である。
主人公は、あるいはこの小さなガラナということになるかもしれない
が、ともかく我々は17人の人物のあとを追わねばならない。