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あけましておめでとうございます

考えてみたら、こちらでは新年のあいさつがまだでした。
あけおめ、ことよろ。

それはさておき、こちらの公式記事を見てくださいよ。

ラストが見事な短編ミステリー特集
https://kakuyomu.jp/features/16816452218472865308


開いてびっくり、戸松秋茄子「いつか晴れ姿を」が紹介されているじゃあありませんか。
成人式が題材(?)の作品なので、タイムリーさを買われたのでしょうか(時期的にはちょっと過ぎてますが、2月に入るまで年始の挨拶を忘れてるような書き手もいるくらいですし、このくらいは誤差です。誤差)。

何はともあれ、ありがたいですね。
去年「わたしたちが魔法少女だったころ」が金のたまごに選ばれて以来の、公式ピックアップです。

さっそく、多くの方にフォロー&読了いただいているようで、「ミステリー」の日間ランキング2位まで登りつめました。

発表から1年くらい? でしょうか。
まさかこんな形で日の目を見ようとは思いませんでした。
もちろん、一田和樹先生の企画で紹介してもらった時点で日の目を見てるっちゃ見てるんですけど。

ただ、欲を言えば1位がよかったなあ、と。
巡り合わせなのか、「ミステリー」ジャンルで何か発表するといつも2位なんですよ。
大人気のジャンル、というわけじゃないですし、日間ランキングに載る作品なんて50作にも満たなかったりするんですけどね(おそらく数字が動く作品がそれくらいしかない)。
「ミステリー」専門ではないものの、自分の中では得意ジャンルには違いないですし一度くらい1位を取っておかないと格好がつかない気がします。

もう一つ複雑なのが――

「わたしたちが魔法少女だったころ」もそうなんですが、これ7年前の作品なんですよ。
初期も初期! 書きはじめて1年くらいですね。
それが評価されているわけです。

「なんだ自分才能あるじゃん」というのが半分。
「そこから進歩しているのだろうか」というのが半分。

ちょうど、活動8周年を控えてのタイミングでもあるので、つい来し方を振り返ってしまいます。

何度か書いてますが、7年前――2014年は書き手として最も多産でした。
もちろん、当時はまだカクヨムなんてなかったので、別の場所で掲載していたのですが――
それが〇説家になろうとかじゃないんですよ。個人ブログ。
無名のアマチュアが、ブログで細々と作品を発表していたわけです。
それも1次創作小説を。

どうなると思います?

どうもならないんですよ。

反応がまったく来ない。

それが当たり前だったので、「アマチュアの1次創作小説なんてこんなものだろうな」と特に気にしてもおらず、機嫌よく書けていたんですけど――
これも何度か言ってるように、翌年から書けなくなっちゃうんですよね。
自分の中でハードルが上りすぎてしまって。

なにせ基本的に反応がない中書いてますから。
自分がやってることに確信が持てないというか、「機嫌よく書けてはいるけどこれおもしろいの?」って迷いは常にありましたよね。
初期ですから、ほとんどは「実験作」のつもりだったんですけどその結果がわからないのでは「実践」にも移れないわけです。

なら、素直に〇ろうにでも投げろって話なんですが、そんな反応に違いがあるとも思えなかったんですよね。
実際、あっちにもアカウント持ってますがカクヨムほど感想とか来ないですし。

また、当時は「小説投稿サイトなんて恐れ多い」という意識もあり、「実験作」じゃなく「実践作」でなければ投稿してはいけないんじゃないかと勝手に思い込んでいた部分もありました。
何せ初心者。
右も左もわからないひよっこですからねー。

だから、当時より確実に巧くなったことがあるとしたら「作品の発表手段」があげられるでしょう。
同じ作品を発表しても、反応がまるで違うわけですからね。

とはいえ――

やっぱり作品の質そのものを向上させたいわけですよ。

それができてるんだろうか。
足踏みしたままなんじゃないか。

書きたいものが書ける能力と、評価される能力はまた別ものでしょうし、わたしは前者を優先するタイプなので気にしてもしょうがないのかもしれませんが――

でも、8年費やしてまだこのレベルかあっていうのはありますよね。
はっきり上達を自覚できる点もたくさんあるのですけど、それを活かしきれているのだろうかと。
初期衝動の勢いに負けてないかと。

長くなりました。
今後の予定にも触れるつもりだったのですが、記事を分けます。

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