• 現代ドラマ
  • 歴史・時代・伝奇

モノは試しが肝試しに

いやあ、この小噺みたいなホラーの超短編を投稿して本当によかったです。

瞬間最大風速でホラー部門のランキングで週間19位でさっき見たら日間5位ですと!よい話のネタ兼思い出になりました。

皆さまご愛読ありがとうございました。

ご縁ができた皆さまの足跡から何人もの素晴らしい作家の方やいくつもの面白い作品と出会うことができました。これがなにより一番うれしいです。

こんな風に、書くことが読むことに繋がるんですね

ただし、ホラーガチ勢の皆さまごめんなさい。ほかの皆さまのホラーを読みにいってわたしは後悔しました。当たり前ですが本当に怖い話があって、わたしは怖いのは小説もマンガも映画も駄目だと再認識しました。

よく怖い物語なんて創作できるものだと慄いております。わたしにはそんな才能なんてカケラもございません。

ただ、人生をそこそこ生きておりますといわゆる霊的現象っぽいものには遭遇することってありませんか?

ある夜、二人並んだ幽霊をお寺の近くで目撃したので、目の錯覚だと思うけど、とその近所の人に尋ねたらマジの死亡事故現場だったりしました。

また、明け方「どうもありがとうございました」という知っている方の声が聞こえてきたと同僚と話をしていたら、その日の朝にその方のご友人から、彼が遠方で亡くなったと知らされたりしました。

よくありそうな不思議な話(実話)ですがホラーではないんですよね。全然怖くありません。ただの偶然かもしれませんから。

それに比べて『忘れもの』の事件のときは本当に怖かったです。患者さまもナニかご事情があるのならば、わたしたちにも根回ししておけば、最後までご家族に知られることなく秘密をお墓にまで持っていけたでしょうに。報連相を忘れてはいけません!

あの「お嬢さま」はその後どうなったんでしょうねえ。



こんな風にわたしの中ではこの目で見たり聞いたりしたオバケよりも生身の人間や生き物の方が怖いです。

そして、それらよりも皆さまの想像力と創造力の結晶である創作物の方がよほど怖い!ということを実感しました。

だからホラージャンルには余程気合を入れないと足を踏み入れられないことをお詫び申し上げます。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する