村崎 紫

性癖：不運と幸運のバランス 性癖：絶望に身を任せた行動 性癖小説選手権の企画参加作品です。

ゴジラvsウルトラマンという子供の頃誰でも一度は考えたことがある種類の妄想

友人から電話がかかってきた。

『【三題噺の競作】「氷点下」「島」「ミイラ」』によせて書きました。

『【三題噺の競作】「定期券」「電車」「リップクリーム」』によせて書きました。

「教えてあげるよ。姑息で醜悪で汚くて、関わったあらゆる人間に害を成し、綽々と罪を犯す世界を」 父からの過剰な教育で人生に辟易し屋上の淵で佇んでいた恭子（きょうこ）は、死に怯える…

おやすみまでの小噺

高校３年生になったばかりの宮部（みやべ）は、同級生である琉花（るか）に長い間想いを寄せ、告白するタイミングを探していた。 そんなある日、「私さ、将来ヒモになりたいんだよね」と零す…

　──骨はその人間のすべてなのだと思う。 　少年時代、病弱なお姉さんに一目惚れした『僕』は、毎日彼女のもとに通っていた。ある日『僕』は胸に秘めた想いを告げ、二人は約束を交わす。…

真面目かつ優秀で周囲から優等生として尊敬を集める真綿（まわた）と、 いつもボーっとして鈍いことから昼行灯と揶揄される灯里（あかり）。 二人は幼馴染で、灯里は真綿に甘やかされて生…

これまでに書いた三題噺を載せていきます。

あの日以来、無為な日々を過ごす＜僕＞。 掛かり続ける無言電話。区営グラウンドで出会った少女。外務省の男。 ”呪い”を受け止め、＜僕＞はある計画を実行するが…。