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【作品紹介】『読書日記(時々スコップレポート)』(秋田健次郎さん作)

ここのところ、退屈な(でないといいのですが)創作論ぽい「物書き徒然日記」コーナーの記事が続いた作品紹介・感想エッセイの『迷える子羊の読書録』ですが、今日は秋田健次郎さんの『読書日記(時々スコップレポート)』を紹介しました。

『読書日記(時々スコップレポート)』
https://kakuyomu.jp/works/16817330668807593253

私の紹介記事:
https://kakuyomu.jp/works/16818093085464641449/episodes/16818093086270199221

読書録が読書日記を紹介するなんて、冗談ぽくなってしまいましたが、私のエッセイとは異なる作品を違う切り口で紹介をされています。それに、私が自分のエッセイでやりたいことが批評じゃなくて感想と作品紹介だと改めて確認させてくれた作品でもあります。

秋田さんは最新話第25話までに現代ドラマジャンルのカクヨム作品2作を紹介しています。でも作品タイトルからお分かりのように、秋田さんの読書日記の真骨頂は書籍化されている小説の感想と紹介です。純文学から児童文学、ライトノベルまで幅広く紹介しているのですが、内容的にもミステリー、SF、ファンタジー、医療小説や青春小説、クライム小説など紹介した作品のジャンルは多岐にわたります。なおかつ感想は的確かつ簡潔で分かりやすい(私と違いますね……)ので、紹介された本を読みたくなること間違いなしです。

この読書日記の中で秋田さんは、児童文学のポテンシャルにも都度都度言及されています。小説家の端くれとして必要最小限のシンプルな描写でどこまで物語を紡げるか、私も挑戦してみたくなりました(その時はドロドロはもちろん封印します!)。秋田さんはこの件に関して読書日記の中で触れるだけでなく、創作論で歴代の角川つばさ文庫小説賞受賞作品を紹介・分析していますので、児童文学の作品を書いてみたい方はこちらも必読です:

『君は角川つばさ文庫小説賞を知っているか?』
https://kakuyomu.jp/works/16818093075929843735

私の『読書日記(時々スコップレポート)』レビューはこちら:
https://kakuyomu.jp/works/16817330668807593253/reviews/16818093086268417471

*****

最初は隔週ぐらいで更新したいと言っていた『迷える子羊の読書録』ですが、週2回以上のペースで更新していることすらあります。最近、自分の作品執筆より他の作者さん達の作品感想を書くのが楽しくなってきてしまっていて、感想中毒患者になりかかっていますので、もうちょっとカクヨム生活のバランスをとりたいです。

ここ数日の『迷える子羊の読書録』の更新記事は、創作論ぽい「物書き徒然日記」コーナーのものが続きました。紹介する作品に関連するにあたって思いついたことや調べたことをこのコーナーの記事にしているのですが、作品の感想を書いているうちに疑問に思ったりしたことを調べちゃうんですよね。そうしたらせっかくのネタなので、書いちゃおうという安直な考えがいけないのでしょうか。どうしても創作論ぽくなって無味乾燥な感じになってしまいがちなせいか、あまり皆様には読んでいただけませんでした。退屈だったでしょうか?

やはり作品紹介と感想に集中すべきか、もっと「物書き徒然日記」コーナーの記事を減らすか迷います。でも今回は記事が長くなってしまって2、3回に分けたのが続いてしまっただけなので、今後も「物書き徒然日記」コーナーの記事を書き続けるとしても、作品紹介記事に比べてそれほど多くならないはずだと思います。

これからも『迷える子羊の読書録』をよろしくお願いします!

2件のコメント

  • 物書き徒然日記について、自分の知らない世界もあったのですが、興味深い内容も多く、私は結構楽しく見ていました。
    (ややディープな話題であったため、創作歴の浅い自分が言えることはあまりないなと思って、コメントは遠慮していた節があります)

    他とアクセス数が違うのかもしれませんが、たまに書いてくださると嬉しいです。
  • 武蔵様
    温かいコメントをありがとうございます。そうおっしゃっていただけると〇〇もおだてりゃ木に登るみたいに「やっぱり書きます」宣言しちゃいます!

    私なんてえらそうな事を書いておいて創作歴たったの2年です。お恥ずかしい限りです。

    PVは既に作品全体で頭打ちになっているので、物書き徒然日記のせいだけでないかもしれません。あまりPVにはこだわりたくないですが、紹介記事を読んでいただけないと紹介した甲斐がないというジレンマで、紹介を承諾してくださった作者さん達にも申し訳ないです。
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