明日から3月ですね。
オフ的には「年度末でいそがしい!」「滅べ!花粉症!」などなど、言いたいことは色々ある時期ではあります。
そういう浮世のあれこれは置いておいて、私は三月が好きなのです。
冬(寒い)と春(暖かい)の間のぼんやりとした季節という点が、一番の理由です。それに伴って、歌や詩などの文学・芸術作品も境目があいまいな春の表現が増える所が良いのです。
民謡の「朧月夜」や「枕草子」の春はあけぼの~など、ぼんやりと時間の狭間や季節の移ろいが感じられるのは良いものです。
イギリスのことわざ「March comes in like a lion, and goes out like a lamb. (3月はライオンのようにやってきて、子羊のように去っていく)」。
これも好き。
某将棋漫画のタイトルの元ネタで有名ですが、元の意味では、イギリスの3月の天候を示しています。3月は荒々しい天候で始まり、徐々に穏やかな気候になって4月に移っていく。季節の移ろいが感じられて、なんだかいいなと。
日本の気候も似たようなところがあるので、まだまだ冷たくて強い風が吹きつつも暖かい空気が漂うと、朧月に菜の花畑、曙の空、沢山の小さなライオン(猫ではない/平良の春の強風イメージ)が走っていく空想などで、ちょっと心が暖かくなるものです。
と、近況ノートの書きぶりを相変わらず悩んでいるので、今回はコラム的に始めてみたりしました。
なお、現実問題、平良は乾燥からくるドライアイと若干の花粉症により、加湿器前から顔を動かせず、目薬などあの手この手で凌いでいる状態です(笑)
そして、カクヨム的な3月ではKACことカクヨム誕生祭がはじまりますね。
去年は、途中でこのイベントを知り、ちょうどお題に合った書きかけ文などを手直して参加するなどしました。お題による強引な荒療治が効いたのか、長年患っていた文章スランプが治りました。
結果はともかく、私にとってはありがたいイベントでした。
今年ははりきって……!と言いたいところですが、無理は禁物。「カク」も「ヨム」もぼちぼちと参加できたらと思っています。カクお題7つの内一つは参加したいです。
この近況ノートを読まれる方が「カク」人なのか、「ヨム」人なのか、両方なのかはわかりません。ただ、これを機に新しい作品に出会えたり、応援ボタンなどで交流できたりしたら嬉しいです。
と、春がやってくるふわふわした気分でこんなことを思うわけです。
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<どさくさご案内>
「夜光案内人-明けない夜と緑の標-」第8話を更新しました!
https://kakuyomu.jp/works/16816700426953022684スランプに戻らぬように、無理をしないのんびり執筆・更新ですが、次の1話で第一章終了(予定)です。
まだ文字量も少ない段階です。
春の夜長の読書にひとついかがでしょうか?