帆多　丁

  • 異世界ファンタジー
  • 詩・童話・その他
wahoo_gyudon
10作品

重たい短編

さくっと読めて、ずーんとくる。
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作者のおすすめ順
#1

第4惑星の生存／
帆多　丁

宇宙の片隅で起こった生存と死へ、私のSFバージンを捧ぐ。 (第二回こむら川小説大賞　謎のストクリス賞受賞作品） (テーマ: 擬態)
  • ★124
  • SF
  • 完結済 1話
  • 3,399文字
  • 更新
宇宙を彷徨うという意味では、その球体も確かに惑星であった
帆多　丁
知性ではあらがえないのが宇宙の不条理
フサフサ
#2

せんべい缶にジップロックで／
帆多　丁

終末を目前とした年末の帰省で、母はジップロックと大きなせんべいの缶を出してきた。 これにしまえと、そういうことらしい。 （第十一回本物川小説大賞参加作品） /////////…
私はみんな愛していた
帆多　丁
#3

まるで明日が来ないかのように／
帆多　丁

弟が入院するとの知らせを受けて、兄はKindleの中身を整理した。 （第一回イトリ川短編小説賞　大賞受賞作品） （お題『たったひとつの望み』）
言葉の選択に必然性を感じました
夏木郁
ちょっとカッコいいな
あきかん
#4

爪／
帆多　丁

  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
そして男は爪になり、復讐だけが果たされた。
帆多　丁
#5

絶望 ～未開封のめんつゆは、もう～／
帆多　丁

渾身のノンフィクション
ヨーグルトを自作してます
帆多　丁
#6

化け猫をまつ／
帆多　丁

化け猫を妻とした男が「お二方（おふたかた）」へ語る思い出話。ここではない場所で語られた、魂の独白。 初めて聴いた声は「ぎゃ！」 初めて言われた言葉は「いたい」 初めての笑顔は「…
  • ★95
  • 恋愛
  • 完結済 9話
  • 11,611文字
  • 更新
過去形で語るのもおかしいですね。妻は存命です。
帆多　丁
心地よく語られる優しいお話
おくとりょう
#7

くらいうた／
帆多　丁

ときどき泣き言のひとつくらいは
この部屋の座椅子で独り死ぬ私の腐る身体を本棚が見る
帆多　丁
#8

白狼／
帆多　丁

モンストロたちの王は斃れ、戦の中でモンストロたちは言語を、そして連帯を失っていく。 巨躯の人狼「白狼」もまた例外ではなかった。共闘する友を忘れ、過去や未来の概念を忘れ、手負いの獣…
  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
白狼よ、お前の匂いを覚えさせてくれ
帆多　丁
神話にも等しいもの
海月 信天翁
#9

人差し指に死を乗せて／
帆多　丁

古い付き合いの男から、死の確定を頼まれた男の話です。 草森さんの自主企画『死別ブロマンスを書いてほしい』に寄せて書きました。
なんか思い出すもん、大浦食堂でバタ丼喰ってた時の感じ
帆多　丁
#10

裏庭のチューリップ、枯れて／
帆多　丁

※　性的描写および暴行を連想させる描写がございます。苦手な方はご注意ください。 聖騎士は魔を打ち払う。清らかなる騎士が、純潔を聖女に捧げることで聖騎士は生まれる。夜ごと聖騎士を…
  • 暴力描写有り
  • 性描写有り
摘んではならない花を摘み、生えてはならない樹が生える
帆多　丁