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【『けものフレンズ -First Code.-』第六章前編終了+現時点情報整理】

どうも皆様、最近周りの強者達に謎の圧力を掛けられている甘味しゃどです。

先日、『けものフレンズ -First Code.-』第六章前編が終了しましたね。
第九節のあの異常事態、皆様刮目されたでしょうか?
個人的に、当初から考えていた案だったので、やっと書けて嬉しいという気持ちでいっぱいです。

さて、第六章も後編を待つばかりとなり、いよいよ物語もクライマックスに近づいて参りました。ここまで来ると作者としても弛度自分の頭の中を整理しなければイケないと思いつつ、皆様と振り返る瞬間として、この場を設けさせて頂きましょう。

まず、現在第一章から第五章までのお話しとして、少々出てきた情報も纏めてご紹介しましょう。

医師である銀蓮黒斗は、妹の銀蓮櫻の治療に頭を悩ませていました。と言うのも、未だ中学生ほどの年齢の彼女が手術を受けるには、体力が少なく手術のストレスに耐えらねないので、精神治療を施し、手術の可能な年齢まで彼女を励まそうと考えた訳ですね。その時、在るニュースが舞い降りました。

それが、現在のジャパリパークとなっている謎の諸島の出現でした。
コクトはこの情報を察知したと共に、其処での発見の数々が、もしかしたら彼女の希望(つまり、未開拓地の情報を話し、新しい体験を彼女に話す事で、彼女の元気と生きる為の興味を膨れ上がらせる事が出来るのではないか)と考えた訳でした。

ですが、その新たな発見が、真逆のフレンズだったのです。

彼女達の存在はコクトにとっては予想外の展開でしたが、悪い傾向にはありませんでした。つまり、その瞬間からコクトは彼女達の研究と共にその成果を妹に伝える事で、精神治療となるのでは無いかと判断した訳です。
ですが、コクトがジャパリパークに来てしまった時点で、それは間違いでした。今まで忙しくとも自分の元に来てくれたコクトが、途端に簡単に会えなくなってしまったのですから。

此処からは初代研究員達が絡んできます。
彼等は本島から抜染された、実はかなり優秀な人材として一目を置かれていた人物達でした。研究や探究の情熱は、天才の言う狂った一面と同じような程に、謂わば彼等にとって当初は研究にしか興味がありませんでした。
ですが、その中で親睦を深める事によって、その絆は確かに強固な物へと変化していく訳です。因みに、ミタニは既にこの時点からコクトに対して、その若々しさ故に息子のように思えていました。それ故にか、実は当初はミタニにとってコクトとの接し方がいまいち解らない状態だったのです。
そんな折、レイコが現在に基づく「ジャパリパーク計画」を発案します。

……が、その前にセルリアンでしたね。
セルリアンはこの時が初登場で、実はフレンズとセルリアンは同時期に誕生したと公式ではあるそうなので、本来もっと後にだそうかと悩んでましたが、此方で出す事になりました。この時、初めてコクトが自身の身のこなしを披露しました。

そして、「ジャパリパーク計画」に戻りますが、コレがジャパリパークの原点となる計画でしたね。
ジャパリパークの楽園化計画は順々に進められており、コクトも時間を割いてそう報告を妹の櫻に何度もしていました。素直に、この時に櫻の状態に気がついても良かったのでは無いか?と考える方もいらっしゃいますでしょうが、不眠不休の研究の結果、コクト自身がその判断力を鈍らせてしまい、更には櫻と合う事が楽しみになりすぎ、多くの偶然が重なってしまい、結果……。
そして、その計画を進めていく中である事件が起こります。

「古代種事件」

そう、この事件が悲劇の幕開けでも在りました。
フレンズ化されたティラノサウルスは、フレンズ化と同時に極限状態の暴走を繰り広げ、レイコとセシルを殺害、カイロを瀕死の重傷(後に死亡)させた訳です。
この瞬間駆けつけたコクトは、ティラノサウルスのフレンズの称号を剥奪し、危険生物としての排除を行いました。
どうなったかは……皆様のご想像にお任せ致します。
結果、三人の犠牲を出してこの事件は幕を閉じ、ジャパリパークの闇に葬られる事となり、終幕致します。
ですが、まるでコレを予見していたかのように現れたのが、カイロの「未来の書」でした。
此方は後々ご紹介致しましょう。

さて、次の悲劇は櫻でした。
此方は最早語る必要も無いでしょう。コクトの不注意が招いた結果でした。
コクトを責めているようにも聞こえますが、正常な彼であればミスしない場面でもあったのです。ですが、ミスを犯した。
何故か?
それは、実は彼等の過去に問題があるのですが、此方は未だ明かせません。
ですが、その結果折角ネックレスを作ったというにも関わらず、櫻は文字通り、桜の木の下にて死没致しました。
その結果、本来此処でコクトのジャパリパークの運営は、彼の目的が消失した為に行う意味を失ったのですが、最後の櫻の言葉によって、コクトは継続しなくてはいけなくなりました。
ジャパリパークに戻れば、最悪の展開が待っていましたね。
サーバルとの決別です。
怒りに任せた感情でコクトの事を怒鳴ったサーバルは、それっきり合う事が無くなってしまいました。本来動物であれば、直ぐにでも仲直り出来るのでは無いかと思いがちですが、コクトの多忙と、サーバルの葛藤が重なってしまい、今現在に至るまで疎遠のままになっていますね。
サーバルからしてみても、長い期間引きずりすぎて、合えない状態が泥沼化してしまっている状態です。この関係は後々響く可能性がございますので、心の隅に止めて頂けると幸いです。
さて、そんな話もつかの間、今度はバーバリライオンとの決闘です。
フレンズ化して間もないバーバリライオンは、自分の力の力量を測る為にあらゆる物を壊し、それがジャパリパークで問題となっていました、そこで立ち上がったのがコクトでした。この時、初めてコクトの強さの片鱗を文章に出来たでしょう。……と言うよりも、無知なフレンズと格闘知識を持った人間のその溝の体現でもありました。

他にも多くございますが、その後の重大イベントとしましては、カコの登場でしょうか。
けものフレンズでお馴染み?のカコさん。原作では真逆の声無しという、紹介登場だけで終わった悲しき人物でしたが、ガイドブック等の会話を参考に少々考えてみて、現在の彼女に至りましたね。
素直に此処で登場して、何名かは察したはずです。その時系列を。

ですが、その直後に、今度はミタニの病気です。
流石にコレは、と思いました。自分でも。
コクト君の心がミタニの死によって、確定的にズタボロにされたのは言うまでもありません。

更に、寄り添ってくれたキタキツネの死もございましたね。
正直、ミタニの死の直後にやっとの思いで覚悟を決めたはずなのに、その甲斐虚しくズタズタにされた訳でした。

ここまでで、第五章となりますね。
少々大雑把ですが、そこら辺はもう一度見直して頂けると幸いです。

さて、では第六章前編です。
六年目に入りミライが入社、更にスピード昇進の力を見せました。
更にはコクトの謎の行動が際立ち、更には何処かで聞いた事の在る「試験開放」何てワードも出てきましたね。何があるのでしょうか……ウキウキ。
さあ、大注目は二つでしょう。

一つ目は、ラッキービーストとミライの帽子ですね。
ラッキービーストは、あの段階ではまだ試験用に作成された機体ですが、もしあの瞬間のコクトの映像が、かばんちゃんのもつラッキービーストに残っていたら……?
櫻の為に作ったコクトが使った謎の羽のネックレスの羽部分が使われた帽子は今は真逆……?
妄想が止まりません。
本人としてもその為にかいてますからねw

そして、もう一つが、コクトの力です。
お待たせ致しました。
あの力は、作中でも説明致しましたが、古代種のエキス……要は太古の恐竜達の力を抽出した物となります。ですが、あの暴走……完全にコクトは力に飲み込まれている状態でした(因みにあのエキスは『古代種の記憶』と命名予定)。
……ですが、実はあの時点で使っている力は太古の力のみではありません。
実はその片鱗は既に出ているのですが、後々出でしょう。
『古代種の記憶』は、実はあの古代種事件後にコクトが密かに回収していました。現段階まで出なかったのも、コクトが密かに隠していた理由でもあります。そして今回初めて使いましたが、この力についても少々説明致しましょう。

『古代種の記憶』は、謂わばその遺伝子をコクトに上書きさせるように作られた物で、注入すればその力の片鱗が引き出せます。ですが、稼働時間は限られており、その間は暴走状態です。更に稼働時間が過ぎてもその後遺症は大きく、彼の五感はほぼほぼ壊滅状態です。この力の本質は、本来フレンズ化の事象から採取したのですが、彼の状態はフレンズ化とは言いません。どちらかと言えば、現段階で言える言葉としては「憑依に近い」と言う事だけでしょう。
これ以上は多くは言えませんが、この力が今後コクトにどう作用するか、楽しみな点でもございますね。


さて、長い文章ではありましたが、もしこの文章を読んで頂いてくれているのであれば、お付き合い有り難うございました。

次回の更新はまた少し先になってしまいますが、それまでお待ち頂けると幸いです。
未だ謎の多い作品ですが、最早山場を超え、文字通り物語は最終段階へと移行されます。

その真実を、その事実を、皆様、どうかご期待してお待ち頂けると嬉しいです。
さて、本日も此処までとさせて頂きましょう。

ご質問等がございましたら、此方やTwitterなどにお声かけ頂けると幸いでございます。
本人としても説明不足が多いと感じていますので、その点も踏まえてのご質問も受け付けています。

では、今回は此処までとさせて頂きまして、
また次回、そして新しい方々にこの作品を一目して頂けると願って、
また最後の一言を残させて頂き今回は此処で筆を置かせて頂きましょう。

――此処まで書いても、未だ隠された情報が多すぎる。

1件のコメント

  • きたぁ!
    でも改めて読み返してみると
    ひどいことばっかりですな....
    どうか最後はサーバルちゃんがコクトの支えになってほしいと願うばかりです...
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