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Footnote - Escutcheon

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885660901/episodes/1177354054885797380

エスカッシャンの話です。
形はいろいろありますが国によって結構差があります。

ロズンジと呼ばれる縦長の菱形が女性(貴婦人)用であり、馬の頭を正面から見たような形(馬頭型)が聖職者用というのが基本で、それ以外は時代・国によって様々です。
向かって左上(紋章学的には「紋章を持つ側」から見るので右側、デキスター)が欠けた盾形のドイツ式
「テューダー・アーチ」と呼ばれる上部両角と下部中央が尖った長方形に近い形のもの
正方形の下に半円を付けたような形のイベリア式

このあたりはWikipediaの「エスカッシャン」の項目にある図が簡便でわかりやすいのでご覧いただくと理解がスムーズかと存じます。



次回はちょっと寄り道をすることになりそうです。どうぞ気長にお付き合い下さいませ

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