以下、前の投稿分に掲載しなかった内容について追記をば。
「この」「今回」等の指示語は、ひとつ前の近況ノートの内容を指しています。
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追 記:
今回取り上げさせていただいたエッセイの作者様から見れば、私は除外されるべき対象とみなされる活動をしているように映るはずです(★だけの評価が多すぎる、短期間での評価数が多すぎる、など)。が、私個人としては大方でその方の主張に同意しています。
カクヨムでの不正に関してはこのページの趣旨ではないので触れませんでしたが、追記と言う形で本当に少しだけ。
私が特に激しく同意するのは、純粋な読者母体の拡大なくしては事態は解決を見ないだろうということです。
なぜなら現状のカクヨムは、相互等の行為をする意図が(たとえ)全くないとしてさえ他ユーザーと接点を持つだけでそのように映ってしまうほど、「そういう行為に目を光らせ過剰に不快に感じる方がいる」し「読者母数が少ない」からです。(たとえ)相互のつもりがなくとも知り合い同士で付け合う星の方が比率が高くなってしまうのは人の性ですが、それがあまりに表面的な影響を及ぼしすぎている。今何が問題かというと、「交流し合っている作者さん方の結びつきとその影響が、表向き強すぎること」だと私は思っています。
そもそも、身内のための悪意や狡猾さ、無論人間なので全くゼロだとは思いませんが、昨今のようにカクヨムを苦しめるに至るほどの影響を想定してなされるはずがないと思うのですよね。カクヨムには良識や良心のあるユーザーの方々が多くいらっしゃると私は思います(もちろん相互評価を大々的に優先なさったり、関わりのないユーザーの作品に対しては排他的である方がいらしゃるのもまた、事実ですが)。ですので、(不正という認識がありながらそうした行為に走ったモラルのない方々は当然非難されるべきだとして)そういった方々が結果形成してしまった交流の輪に、悪意があるはずがないと思うのですよ。私は他作者様との交流が好きですし、積極的に行われるべきだとさえ考えています。繰り返しますが、今問題なのは、純粋な善意や好意による交流さえもが、カクヨムのあらゆるシーンで無視できない大きな影響を及ぼしているということです。(少し厳しいことを言うなら、当事者の中には「悪意がないこと」を理由に「考えることの放棄」「自分は無関係だという主張」をなさっている方がいらっしゃることも問題のひとつだと思われます。もちろん言うは易し行うは難しですが、言いもせず考えもしないのは単に目を叛けているだけです。私とて「じゃあ何ができるのだ」と言われれば大きく打って出ることはできませんが、考えることや発信することは(それが火種になるにしろ)無駄ではないと思っています)
掲載させていただいたエッセイの作者様は、「読者さえ多ければ文句は言わない」という趣旨のことを仰っていたように思います。ただそこでは「読者数が絶対的に多ければ、不正や馴れ合いでの星数が霞むから影響薄で結果オーライ」という考えが主張されていたと察せるのに対し、私の場合は「そうなることでようやく気兼ねなく作者間での交流ができる正常状態になる」という認識をしています。私は彼の、「初期の悪質行為の跋扈が読者層を消し去ってしまい、今なお正当に作品が評価されない状況が続いている」という意見に同意しています。ですが私はそれに加え、「悪質でない行為まで問答無用で悪質な行為と同一視される状況」までもが発生してしまったのだと考えています。語弊がないように付記しますが、「不正者天国」として存在しているというカクヨムの現実を否定するつもりは毛頭ありません。これはその意見への異論ではなく、付け足しのようなものです。
長々と書きましたが、現状を快く思わない人からすれば、現状のユーザー陣が何をしても影響力が大きく、きっとそのたびに叩くでしょう。それはとても不毛な戦いです。多くは「悪意のない(あるいはそう思っている)人々」と「努力が正当に報われず憤っている人々」の戦いだからです。その場合、どこにも根源的な悪意がないのに軋轢が生じ、その戦いが根源的でない悪意を生む。......悲しいですね。
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......前回分と分離して正解でしたね ('∀';