眠れない夜には

不眠症なんですかね・・・・・・
ときたまこうしてまったく寝付けないことがあります。(ゆえにセブンで買ったうどんを啜りながらこの文は書かれています)
さて、今回はトリックについて。ここ最近私は思索に耽る時間が多かったのですが、その大半はこの「トリック」に費やされていました。
トリックはなぜ仕掛けられるのでしょうか?
物語という観点から語られるのであれば、それは探偵を動かす事件のマクガフィンとでもいうものでしょう。探偵は(犯人は誰かという)謎に引き付けられることで事件を解く限りそれは正しいでしょう。
しかし、作者の都合ではなく純粋に登場人物の逃避行動として捉えた場合はどうなるのでしょうか?
犯人はさまざまな策を講じて自らに罪が及ぶことを避けようとします。ただし、それは本当に必要なものなのでしょうか?
ここでトリックは大きく二つに分けられます
1.誰がやったのか分からなくするトリック
2.誤誘導するトリック
の二つです。
前者の代表例は密室でしょう。私にとって常々不思議なのが密室のなかでの他殺です。自殺に見せかけもせずに死んでいた場合、それは密室を構成する意味があったのでしょうか?むしろ部屋を開けっぱなしにしていた方が見つかる確率は高いにしろいいのではないでしょうか?
他殺である限り、犯人という存在を隠匿する意味はここにはありません。つまり、この密室は意味のない小細工になります。
しかし、物語の構成上自殺というオチはあまり見かけません。となれば、他殺が作品外から確定している以上・・・・・・
だいぶ冗長になってきました。要するに密室トリックというあり方自体がトリックとしての価値を減じているのではないでしょうかということです。
眠いというか意識が半ば微睡んできました。1の詳述と後者のトリックについてはまたの機会に・・・・

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する