https://kakuyomu.jp/works/16817139557167329916/episodes/16818093083071786079沼蛇の魔女と石の巨人 第33話 氷獣強襲(その3)
というわけで今回はタイトル通り、第31話から続いたオーリィ&ゾルグ対フロストベアー(仮)戦の決着になります。
前回早めに打ち切ったので、今回も字数は短め。前回今回と一話で済ませてもよかったのですが……さてどうなのか?あるいはこれでテンポ的によかったような気もしていて。
勝負を決めたのは、オーリィのあの昆虫のような左腕。後にもう一度これを使う機会があります。ご期待あれ。
そして三話かけて大熊と激闘させられた二人ですが、何のことは無い、実はシモーヌにライター代わりにまんまと利用されただけ、という……ラスボス・シモーヌの「格の違い」を描写するのが狙いです。余裕しゃくしゃくのシモーヌの姿を二人に見せて悔しがらせようか、という案もあったのですが、ちょっとくどくなるのでそれはナシ。
そしてシモーヌ自身も今はそれどころではない。心はケイミーのもとに飛んでいるわけですから……
中盤、メネフ組の動きも引きとして挿入しました。じれてムキになったアグネスの前に、彼女にとって思わぬ難敵が……というのが次回。お楽しみに。
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