https://kakuyomu.jp/works/16818093081752826692/episodes/16818093081752887175「面影」 前編 水鳥男スミル
突発的に書きたくなって書きました。それと、現在連載中の2作も絶対にエタらせるつもりは無く、順次書き進めて行きたいのですが……今ちょっと生活上のあれこれに追われておりまして。まとまった時間がなかなか取れそうにもなく。
ただ、これは書く方ならお分かりいただけると思いますが「書けない」というのはこれまたストレスの元、気がくさくさしてくる。
なので、こういう時は一話完結の短編のようなものを書いて、ともかく筆を止めないことが大切だろうな、と。そう思い立って書いたのがこの作品です。一応前編・後編の二話構成ですが一話分は例えば今回の前編は2000字程度。後編も3000字以上にはならないようにと考えていますので、前・後編合わせても短編ということになるでしょう。
「沼蛇の魔女」でスピンオフを書いている最中、久々に原作の世界に帰ってきた気分。登場するのは懐かしい原型テツジ君と、今回登場の新キャラ……ではなく。
「麗しき蛙売り」5:「市場にて」~食事風景~に登場したモブキャラクターの一人を、ネームドキャラクターに昇格させた「水面つつきの」スミル氏。彼は初登場時、モブにしてはキャラが立っていて気に入ってたんです。ワイルドなキャラクターの多い本シリーズとしては珍しい、よく言えば都会的、悪く言えば気障な「しょってる」人物。テツジとは実に対照的ですし、一対一で対話させれば面白いものが書けそうだな、と。
後編では主にスミルの過去話で掘り下げていく予定です。