【執筆中のつぶやき】
長編作品。
それも、10万字規模ではなくて、20万字、50万字、100万字……という長い作品の場合。
小さな山場があって、それが解決して、また次の山へ……という、幾つもの山場が連なるような構成になるのだと思います。
「小さな山場があって、それが解決して」ということは――
物語はまだまだ途中だけれども、登場人物の中には「めでたしめでたし」になったキャラもいる、ということになります(よね?)
「めでたしめでたし」になったキャラたちは、既にハッピーエンドを迎えているので、再登場しなくてもよいわけです。
ですが、そのキャラたちは、「ハッピーエンドになる前」=「渦中の人物」だったときには、主人公並みに活躍した(はずの)愛すべきキャラたち。
「どうせなら、また出てきてほしい!」
――と思うのが、「読者の私」としての気持ちです。
そして。
出てきてほしいと思ってほしい!! ――というのが「作者としての心の声」。
前の事件の「メイン脇役キャラ」が、その後、どんな生活をしているのか、「気になる!」と言ってもらえるような、愛されるキャラを書いていきたいなぁ、と。
――作者としての私は、思うのでした。
(そんなわけで、タオロンやシュアンは準レギュラー)
【更新予定】
介助者として王宮に乗り込む策は使えない。
思わぬ事態に戸惑う、ルイフォンとメイシア。
やはり、ユイランに手紙を託すしかないのか……?
そのとき、『思わぬ名案』が提案され、ルイフォンは――。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第三部 海誓山盟 第三章 金殿玉楼の閣で
1.飄風の招来-3
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16818093074364066318 (公開時間になりましたら、アクセスできます)
明日、金曜日 20:20 投稿します。
※第三部 第三章は、
2024年7月5日 ~ 2024年9月6日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「ルイリン、再び」
章の初めにある「登場人物紹介」に、密かに載り続けていた「ルイリン」。
ついに、再登場のときが来ます!
鋭い人には、この展開は、バレバレでした!
期待に応えられた、ということで、お許しを!
(バレバレだぁぁ……、と、思う一方で、期待してくれてありがとう! と感激しました!)
実は――。
本当は、ルイリンに再登場の予定はなかったのですが、あまりにも受けが良かったので、調子に乗りました。
前の章で、「美女」が投獄されているシュアンの面会に来た、という話が出たとき、シュアンが「女装したルイフォンが来たのか?」と思っているのは、今回のエピソードのための伏線でした。(シュアンは、ルイフォンの女装が「いける」らしいと知っている←ここが伏線)
タオロンに話をふるシュアンと、期待通りに太鼓判を押してくれるタオロンが、今回の私のお気に入りです。
次回は準備です。
ルイリン登場は、その次の回です。
とはいえ、二回目ですし、予告されているので、前回のように女装そのもののインパクトはないと思います。
しぶしぶ頑張るルイフォンと、ノリノリの衣装担当ユイランをお楽しみください。
【次回予告】
二階の作業場を訪れると、ご機嫌なユイランが現れた。
「それじゃあ、ここにある服を順に試してね」
「……俺が……着るのか?」
「当然でしょう?」
もう、どうにでもなれ。
そして、ルイフォンは心を無にした……。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第三部 海誓山盟 第三章 金殿玉楼の閣で
1.飄風の招来-4
よろしくお願いいたします。