【執筆中のつぶやき】
空白行を入れずに投稿していた、趣味の物書きであるところの私。
しかし、一区切りまで投稿したあとの休載中に、一念発起して、総文字数150万字ほどの作品(300話くらいある)に、ちまちまと空白行を入れました。(ただし、カクヨムではない「某サイト」で)
――という話の続きです。
(詳しくは、3つ前からの近況ノートに)
「某サイト」では、労力の割には、効果がありませんでした。
(……いや、これから効果が現れるんだよ! きっと! そう信じよう!)
そして、実は、ついでに、「空白行を入れていないカクヨム」の第一話目の前に、1エピソードを加えました。
【空白行がなくて読みにくい場合には、こちらのサイトでご覧ください】
――という、エピソードタイトルの、エピソードを。
(ここです↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817330654257943431 )
中身はエピソードタイトル通り、他サイトのURLです。
実は2つ書いてあって、ひとつは「某サイト」。
もうひとつは、『note』なのですが、そこには、
『えあ草紙』という「ブラウザ上で動作する、縦書きに対応した電子書籍リーダー」を使わせていただいて、小説を「見開き・縦書き」表示にしたもの
(文庫本にそっくりの見た目になっております。ええ、やはり私は縦書きが好きなのです)
――へのリンク、が載っております。
※各サイトのスクリーンショットを、このページの下部に貼付しております。
ぜひ、見比べてみてください!
このエピソードを入れたことによって、何か変わったか!?
たとえば、空白行を入れた「某サイト」のPVが増えるとか?
――否。何も変わっていません。
そもそも。
実は、このページ、【あまり、開かれない】んです。
勿論、開いてくださる方もいらっしゃいます。
けれど、半分くらいの確率で、【このページを飛ばして、次のページから】PVが付くのです。
やはり、カクヨムで読もうと思ったからには、カクヨムで読みたい、ということなのかな、と思います。
他サイトに行くなんて、面倒くさいことはしない。つめつめで読みにくければ、さっさと別の小説を探しに行く。
……ということのような気がします。
そうすると、カクヨムでも空白行を入れたほうが、PVは増えるのかも?
「某サイト」では効果なし(そもそもページが開かれない)でしたが、カクヨムのほうは、たまに1話目にPVが付くことがあるので、そのまま読み続けて頂ける可能性はある……?
……けど。
私は、やはり、どこまでも趣味の物書き。
メインサイトのカクヨムでまで、「趣味」を曲げたくはないなぁ……。
それに、そんなに多くはないけれども、150万字超を読破してくださる方はいらっしゃるのです。
(そのうちの何人かは、つめつめのほうが好き、と言ってくださる!)
応援をくださる方は勿論、応援を押さない、読み専さんだと思われる方が最新話までたどりついてくださったときも、ちゃんと気づいております!
(そんなに読まれているわけではないので、ちゃんと分かる)
読んでくださった方々、本当にありがとうございます!
心から、感謝申し上げます!
――というわけで、趣味の物書きが「空白行」を入れた話(全4回)を終わりにいたします。
※おまけ
実は……。
本当は、空白行の効果はあるのです。
空白行のみの効果というよりも「ネットで読まれる作品」の形式に則ることによる効果が。
昔、第一部までを「空白行なし」で投稿して(というか、読まれなかったから第一部までで諦めた)放置していたサイトが、幾つかあります。
そのうちのひとつを、「もう、絶対、読まれないから、退会してスッキリしよう」と思って、久しぶりにログインしたら、エディタの仕様が変わっていて、ちょっと使ってみたい感じになっていました。
で。改稿版として再投稿を試みました。
改稿内容はこんな感じで↓
タイトルをカクヨムのキャッチコピーにして、「空白行あり」で、1エピソードを分割して短めにして、ストックがいっぱいある(そりゃあ、100万字以上あればね)ので、毎日投稿。
あらすじや、タグを女性向けに(女性読者が多いと言われるサイトだったので)。
そして、ダメ押しに、1話目(主人公(男)登場)と2話目(ヒロイン登場)を逆にして、先にヒロイン(女性)を出す。(女性向けサイトを意識。先に女性キャラが出たほうが、物語世界に入り込みやすそうだから)
残酷描写な幕間を、本来よりもあとに出して、初めのほうでバックされる確率を減らす。
(これは、あまり意味がなかったかも)
あとは、読み直しながら再投稿で、分かりにくいところを微修正(カクヨム版にも反映させています)。
その結果。
……あれ? まったく宣伝していないのに、第一章のフォローが40人近くあるぞ?
(カクヨムのような「見出し(章)」がないため、章ごとに一作品として投稿しています。
だから、一章完結するごとに、完結ブーストのようなことが起こる。
ちょっと申し訳ないけど、タイトルに「第◯章」と明記してあるから許して。
見出しなしのサイトで、100万字以上を1作品として投稿すると、目次が凄いことになるから、勘弁して)
ちなみに、現在投稿中の章は、フォロー4人です(涙)
でも、そのひとつ前の章は、フォロー15人くらいあります。
ひとつ前の章の途中で、ガクッと読者がいなくなったんでしょうねぇ。
(実は、ひとつ前の章から、この作品の「本性」が出ます。
……ええ。拙作は、必ずしも女性向けではないのでした。主人公がハッカーだし。
でも、あの辺りからが面白いんだよ……)
カクヨムでは、書き手に読まれている確率の高い拙作ですが、ここでの読者は、ほぼ読み専さん。
これは、拙作にとっては凄いことです。
「ネット小説」を読みに来た人には、それが「ネット小説」であることを示すことが重要なのかもしれません。
だから、第一章のフォローが、以前とは比べ物にならない(以前は、10人いたかなぁ?)ことになっているのだと思われます。
……まぁ、「ネット小説」ではないためか、徐々に減っているわけなんですけどね。(でも、ゼロじゃない!)
【更新予定】
『顔を洗って、出直してこい』
レイウェンの手厳しい、ひとこと。
それに対する、ハオリュウの『答え』は……?
『幕間 正絹の貴公子』――これにて完結。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第三部 海誓山盟
幕間
正絹の貴公子-4
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817330658139625388 (公開時間になりましたら、アクセスできます)
明日、金曜日 20:20 投稿します。
※幕間『正絹の貴公子』(全4話)は、
2023年7月7日 ~ 2023年7月28日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。
今回で、幕間『正絹の貴公子』は完結です。
また、しばらく、書き溜め期間に入ります。
第三部 第二章は、2023年9月1日 ~ 2024年2月9日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。
(8月25日に、「第一章のあらすじ」を投稿します。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「ハオリュウ」
この幕間は、実は、第一部と第二部の間の幕間『三眠蚕の貴公子』の決着と、大昔の第一部のハオリュウの幕間『雫の花束』の決着でした。
物語も、最後の第三部に入ったので、いろいろキチンとしておきたいなぁ、と思いまして。
『三眠蚕の貴公子』で、ハオリュウが「殺せる護衛」と言い出した部分、実は、どんな表現で書くべきか、物凄く悩みました。
十二歳のハオリュウに物騒なセリフを言わせたくはないけれど、彼の真意とは違うセリフにはできなくて。そのため、非常に曖昧な、分かりにくい文章になってしまいました。
あの部分の正確な意味を、レイウェンに補足説明してもらったのが、今回の幕間というわけです。
また、第一部のハオリュウは、お父さんを軽蔑していました。
確かに、貴族の当主としては、ダメなところの多かった人です。
けれど、他の貴族の当主には、到底できないことを成した人でもあったのです。
第一部のラスト付近、お父さんが亡くなったあたりでは、ハオリュウはお父さんを認めていますが、今回、改めて、「到底、敵わない」面を持っていた人だと思ったのでした。
……そんな、ハオリュウの変化を書きたかったのでした。
長い長い話を書くのは、確かに大変ではあります。
けれど、ゆっくりと変わっていく「彼ら」を書くことができるのは、やはり長編ならではの醍醐味だなぁ、と。書き続けることができて、幸せだなぁ、と思います。
……けど。
あまりに長くなりすぎて、主人公であるルイフォンやメイシアが、安定した状態になってきてしまいました。もう、このふたりは、事件でワタワタすることはあっても、絆が揺るぐことはないなぁ……。
そんなわけで、しばらく、「まだ不安定な人々」にスポットを当てていきます。
第二章の開始は、9月1日です。(前の週に「前の章のあらすじ」を投稿します)
「ハオリュウが主役」でのスタートです。
(第二章は、この幕間の「続き」みたいな面があります)