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伏線(布石?)

【執筆中のつぶやき】

伏線。布石。
そんな感じの「前もって、仕込んでおいた、アレ」。

見たまんますぎて、伏線だと気づいてもらえない気がするので、
近況ノートで、こっそり解説
(ずっと、下のほう ↓)

#あれは「伏線」とは、言わないかも。



【更新予定】

 リュイセンの拒絶に、打ちのめされるメイシア。
 寒さに凍える小鳥のように、彼女は窓際でうずくまる。

 やがて、陽は落ち、黄昏どきがやってくる。
 そこにないはずのものが紛れ込んでも分からない、そんな狭間の時刻。

 そして、何者かが、展望塔を登ってきた――。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第七章 五里霧の囚獄で

  7.黄昏どきの来訪者-1
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16816700427316719252
               (公開時間になりましたら、アクセスできます)


 明日、金曜日 20:20 公開です。

※第二部 第七章(本編19話+幕間1話)は、
 2021年7月16日 ~ 2021年11月26日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。



【制作ノート】

 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)












「ファンルゥが絵を持って脱走していたエピソードは、実は今回のエピソードに繋げるための布石(伏線?)だったのです」

第五章で、ルイフォンとリュイセンが、ハオリュウの車に隠れて〈蝿《ムスカ》〉のいる館に侵入しました。

そのとき、「脱走しているファンルゥ」に会います。
あのくだり、実は「今回のエピソードのためのもの」でした。

なにしろ、ファンルゥは「軟禁されているはず」なので、あらかじめ、脱走可能であることを書いておかないとマズイ、というわけでして……。

実は、ファンルゥが脱走しなくても、第五章の展開に大きな影響はありませんでした。
ファンルゥが脱走したことで、ルイフォンやタオロンがピンチになることもなければ、何かがうまくいくこともなかったのです。
(ファンルゥが脱走しても、しなくても、〈蝿《ムスカ》〉捕獲作戦は失敗しました……)

だから、第五章のときに、「ファンルゥの脱走は、なんだったんだ?」と思われないかと、内心でヒヤヒヤしていました。

今回のエピソードを投稿したことで、やっとホッとできます。

#ファンルゥの絵には「メイシアをさらわれ、激怒しているハオリュウの態度を軟化させる」という効果があったので、第五章のファンルゥの脱走は「脱走可能を示す」以外の役にも立っているのですが、それも第七章でやっと、なので……。


というわけで。
さて、次回は…………続きます!



【次回予告】

「皆でここを出ましょう」

 メイシアは、小さなファンルゥの頭をくしゃりと撫でた。

 メイシアの脳裏に『ある考え』が浮かぶ。
 しかし、それはファンルゥを危険に晒す。

 そのとき、ファンルゥが思わぬ行動を取った――!


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第七章 五里霧の囚獄で

  7.黄昏どきの来訪者-2


 よろしくお願いいたします。

2件のコメント

  • こんばんは~(*´▽`*)
    ファンルゥちゃんは出てきてくれるだけで癒しですからね!(≧▽≦)
    殺伐としたシーンであっても、いてくれるだけでほっこりします……( *´艸`)

    メイシアって、あまり子どもとは接点がないのですね。ハオリュウがいるので、まったく慣れていないわけではないでしょうが、ハオリュウとファンルゥちゃんだと、タイプが正反対ですから、戸惑いそうですよね……(苦笑)
  • 綾束さん
    こんばんはー!
    コメントありがとうございます。

    ファンルゥは、容姿ではなくて、行動を可愛く! と、これでもか、これでもかと力を入れて書いているので、そう言ってくださると嬉しいです。

    #決して、可愛くない顔ではないのです。
     ――が、タオロンの娘に、「天使のような愛らしさ」は、ちょっと違うな……と。
     髪の毛が跳ねまくっていたり、「ごめんなさい」したら机におでこをぶつけたりとか、そういう可愛さで攻めます!
     勿論、一生懸命な行動も、可愛く、可愛く!

    メイシアにとって、ハオリュウは「小さい子」ではなかったのか? ――は、私も悩みました。
    でも、そう。綾束さんのおっしゃる通りなのです。
    小さいハオリュウのお世話の経験があったところで、上手にファンルゥとやり取りできるのかというと、それは違うんじゃないかなぁ、と。
    なので、「小さい子」とは書かないで、「小さな女の子」とは縁がなかったという表記になりました(笑)。
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