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「オレの嫁」か、「オレの妻」か

【執筆中のつぶやき】

「オレの嫁」と「オレの妻」
男性が自分の配偶者を指して言う言葉――。

最近だと「オレの嫁」でしょうか……?

ただ、言葉の定義的には「オレの妻」が正しいようです。

「嫁」は、「息子の妻」を指す言葉なので、自分の配偶者には使わない、ということのようです。


そんなわけで、作中では「俺の妻」を採用しました。↓


(――が、今の時代は「俺の嫁」なのかなぁ……。
 まぁ、私の作風はアレだから「俺の妻」でいいだろう……)



【おしらせ】

タイトルを以前のものに戻しました。
自主企画でお聞きして、どうやらあの副題に特に効果はなさそうだな、と思ったので。
あらすじも微妙に変更しました。
(主催者様、それよりも前にご助言をくださった方、どうもありがとうございました)



【更新予定】

 異母妹が生まれた。
 俺とシャンリーにとっての、初めての兄弟だ。

 俺は『お兄ちゃん』になった。
 だから、守る。

 大切な異母妹、セレイエを――。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理

 幕間
  天命の絆


※第二部 第三章は、
 2020年5月29日(金)~ 8月7日(金)本編11話
 2020年8月14日(金)~ 9月4日(金)幕間4話

          毎週金曜日 20:20 定期更新です。


※第二部 第四章は、
 2020年9月9日(水)20:20 前章のあらすじ(注:水曜日です)

 2020年9月11日(金)~ 11月13日(金)本編9話+幕間1話

              毎週金曜日 20:20 定期更新です。



【制作ノート】

 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)












「本編で語られなかった裏話&ネタの数々」

今回の主役は、レイウェンです。
鷹刀一族が〈七つの大罪〉の支配を受けていた時代を生きた年寄り連中と、まったく知らない若造たちの中間に位置する人物です。

彼自身は、〈七つの大罪〉に直接、虐げられたことはありませんが、生まれたばかりの弟に目の前で死なれたり、弱体化した鷹刀を狙う者たちに襲われたりと、その影響を受けてきました。

そのため、ブラコン&シスコンです。

普通は「兄弟姉妹と共に育った」のちに、「配偶者を得る」のだと思いますが、彼の場合は何故か、先に配偶者(となる約束を交わした相手。そして、子供のころの誓いのままに、義理の父との決闘に勝って結婚)がいます。

父エルファンの不甲斐なさを優しく見守る、できた息子です。おそらく母親似です。
一見、普通の人に見えますが、実はかなり変だと思います。


今回のエピソードの中心は、『第二部 第一章 6.かがり合わせの過去と未来-3』で触れた、『レイウェン・セレイエ・シャンリーが、子供だけで遊んでいて襲われた話』です。

あの時点では、ユイランやシャンリーが『セレイエが〈天使〉であること』を必死に隠していたので(セレイエの個人的な事情に触れるので、それを話すのは自分たちの役割ではない、と彼女たちが考えていたため)、微妙に曖昧な書き方でしたが、ここでやっと、はっきり書くことができました。

『第二部 第一章 6.かがり合わせの過去と未来-3』→https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/1177354054891005952


また、このエピソードは、キリファが「もう、子供を産まない」と言った件の詳細でもあります。
『第二部 第二章 5.封じられた甘き香に-2』でイーレオとエルファンが話していた件です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/1177354054896586781


他にも――。
レイウェンが、ルイフォンは実の弟だと知っていて、知らないふりをしているだけだったり。
キリファが『特別』な〈天使〉になり得た理由が、さらっと書いてあったり。
――いろいろと裏話の詰まったエピソードでした。


幕間は、次回で最後です。
そのあとは、週の途中で「前の章のあらすじ」を投稿したあと、再来週の金曜日には第二部 第四章を開始します。



【次回予告】

 兄上が鷹刀の屋敷を出た。
 約束されていた後継者の地位を捨て、外の世界へと旅立っていった。
 そして鷹刀は、いずれ俺が総帥となって率いていく。

 その夜、どうしても寝つけなかった俺は、夜風に当たりたくて外に出た。
 そして、月明かりを浴びるミンウェイを見つけた……。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理

 幕間
  月華の宣誓


 よろしくお願いいたします。

10件のコメント

  • こんばんは~(*´▽`*)
    真っ先に「俺の奥さん」というのが浮かんでしまいました……(*ノωノ)

    今回の話はさらっと重大事実が書かれていましたね!Σ( ゚Д゚)
    ということは、キリファさんの血を継ぐルイフォンとセレイエにも……。
    これが今後、どう関わってくるのか、楽しみです(≧▽≦)

    と、そわそわしながら裏話を読んでいたら……。

    >実はかなり変だと思います。

    で吹きました!(笑)
    確かに、かなり強かそうな感じですよね……。ハオリュウとのエピソードの時にも感じましたけれど(;´∀`)

    幕間のラストはリュイセンとミンウェイですか!(≧▽≦)
    第二部のラストがこの二人で、幕間のラストも同じ二人……。心憎い構成ですね!( *´艸`)
  • 綾束さん
    こんばんはー! コメントありがとうございます!

    「俺の奥さん」!
    うわぁぁぁ……、なんかもう、それだけで幸せオーラがだだ漏れしています!
    さすが、綾束さんだぁぁ……!
    (PCの前で、しばし悶絶)

    そして、さらっと重大事実が書かれていました。
    ルイフォンとセレイエにも、王族の血が流れていますねー。ほんのちょっとですけど。

    レイウェン、変だと思います。
    ハオリュウにも、初めは冷たかったですしね。(たぶん、今は身内扱いなので可愛がっていると思う)
    一見、いい人に見えますが、単に贔屓が激しいだけです。

    そしてラストは、リュイセンとミンウェイ。
    心憎いですか!?(狙いました)
    今回は幕間4話もあるので、どの順番にするか悩みました。
    その結果。
    暗くなるやつ(ミンウェイの過去)はさっさと済ませて(本編のラストがミンウェイだったし)、無難なの(シュアン)→この先に関わる重大事実(レイウェン)→すぐ次の章に繋がるような、繋がらないような(リュイセン)にしました。


    そして、ファミ通中間突破おめでとうございます!!
    (未読でごめんなさい!)
    タイトルからして、ぐいぐい来ますよね。
    そして、もしご存知なら余計なことなのですが、この作品でこの企画( https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054919171093 )に参加されていますよね。
    (私も参加しているのです)
    この企画では、作者への直接の通知はなくて、こちらの創作論( https://kakuyomu.jp/works/1177354054914254604 )に感想が書かれます。
    綾束さんが、この創作論をフォローされていないようなので、「次、綾束さんの番ですよ!」とお知らせしておきます。(明日くらいかな?)
    ご存知でしたらすみません!
  • こんばんは~(*´▽`*)
    お祝いのお言葉、ありがとうございます!ヾ(*´∀`*)ノ

    そして、「気になる度」お教えいただいてありがとうございます! フォローをしておこうと思っていて、すっかり忘れておりました……(*ノωノ)
  • 綾束さん
    いえいえ~。
  • こんにちは(о´∀`о)ノ

    「嫁」、いつくらいから広まったのでしょう。
    私は時代に媚を売ることにしているので(笑)、お話のなかで「嫁」といういいかたをつかいますが、実はちょっとこの表現、気になっていました。

    お姑さんが「うちの嫁は出来た嫁でね」みたいにつかうのが本来なのかなあ。



    家内
    奥さん
    かみさん
    山の神

    ……やっぱり、レイウェンなら「妻」ですね♪
  • 眞実さん
    コメントありがとうございます。

    今だと、やはり「嫁」が多い気がするんですよね。
    「嫁」は、砕けた感じで、でも、愛情たっぷりな感じがします。
    「妻」だと、かしこまった感じがする分、ダダ漏れの愛は感じない(?)
    微妙にニュアンスが違うような気が……しないでもない(?)
    本当に、いつからなんでしょうね? 「嫁」。

    (お姑さんが「うちの嫁は~」と言うイメージ、あります!
     そして、ここで「うちの嫁は、駄目な嫁」と言わない眞実さんが素敵です)

    「山の神」は知りませんでした!
    (検索しました。ひとつ賢くなりました)

    そして眞実さん、大事なあれが抜けています!
    「嚊左衛門」!!
    やはり、これが一番、インパクトがあると思います。
    (インパクト比べじゃないですけど)

    レイウェンは、やはり「妻」で。
    シャンリーなら、「嚊左衛門」でもいい気がしますが、レイウェンは絶対、言わないだろうなぁ……。
  • うーん、日本語ってやっぱり奥深い……

    英語だと、自分の奥さんを呼ぶ際の愛称は山ほどある(「honey」「baby」「sweety」とかっていうアレです)けれど、日常会話で「うちの嫁さんが……」なんて時には「my wife」しか有り得ない。もっと固い表現だと(例えば、役所などで二人の関係を聞かれて)「my spouse(配偶者)」ってのがありますが。


    イーレオ様なら「gorgeous(とても魅力的なキミ)」とか「my princess(俺のお姫様)」って呼んでくれそう、うふっ♡  
    ルイフォンは照れ笑いしながら「my baby(俺の可愛い人)」かなあ。
    マッチョなリュイセンなら、定番ながらも少々古風な「my sweetheart」?

    ……などと、英語版『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』を脳内で勝手に再生中デス。


  • 由海さん
    コメントありがとうございます。

    眞実さんが日本語なら、由海さんは英語だ!

    英語だと、他人に言う場合は「my wife」しかないのに、直接、奥さんに向かっていう言葉は山ほどある!?
    しかも、すご~く、甘~い!

    お国柄、なんですね、きっと。
    単語の意味からして甘々。
    日本語だと「嚊左衛門」なんて言っちゃうのに。
    (「嚊左衛門」も愛情はたっぷりなんでしょうけど、言葉の意味としては、ちょっと……ですから。「嚊左衛門」←気に入った。眞実さんありがとう。これも知りませんでした)

    イーレオなら、ごく普通に激甘に呼びかけてくれそうです。
    (たぶん、英語がダメな私だと、由海さんが使い分けてくれた言葉の微妙なニュアンスは分かってないんだろうなぁ。うう、悔しい&申し訳ないですー。でもでも、なんとな~く、違いを感じましたよ!)
  • あー!
    そうでした、嚊左衛門!
    上のコメントをかきながら、「なんかたりない……」と思っていたのです。
    わーいツッコミいれてくださって、なんだか嬉しいです♪

    そうだ、由海さんが上でおっしゃっている「嫁さん」もありました。
    「かあちゃん」「かかあ(「ざえもん」つかないバージョン。私はお話でたまにつかいます)」とか……。
    いずれにしても甘くない……。

    日本語、たのしいようー(*´ω`*)
  • 眞実さん
    こんにちはー!

    そうです! 嚊左衛門です!
    これが、最強です!(言い切る! けど、反論はないと思う!)

    「嫁さん」も、愛を感じますよね。いいですよねー。
    でも、甘くないのが日本語(笑)。
    楽しいですね!
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