【執筆中のつぶやき】
書き溜めてから投稿する、というスタイルで超長編を連載しています。
なので、執筆時と投稿時には、かなりの時間差があります。
が。
それにしても、今投稿しているエピソードは寝かせていた時間が長い!
――約2年前に書いたものです。
なんで、こんなに寝かせていたかというと、このエピソードを書いたあと、「このネタを出すには、もっといろいろと段階を踏んでからのほうが重みがあるなぁ……」と、他のエピソードをどんどん前に入れていき、このエピソードが後回しになった結果です。
今、読み返すと、かなり恥ずかしいです。
尋常ではない気負い方が(そういうエピソードなのです)、なんか凄い。
けど、もはや、自分の書いたものとは思えなくなりつつあり、……もう、これはこれで、いいんだ、と。
寝かせまくったエピソードを読むのって、新鮮です。
(と、開き直りますが、本当は投稿するのが憂鬱です。
でも、このエピソードなしには、先に進まないからなぁ……)
【更新予定】
「変なことを言わないで!」
リュイセンの言葉を跳ねのけるミンウェイ。
けれど彼は、冷静に彼女を諭す。
「憎しみも恨みも恐れも、裏を返せば相手に強く寄せる思いに変わりない」
そして……。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第三章 紋模様の流れへ
最終話
5.分水嶺の流路-2
※第二部 第三章は、
2020年5月29日(金)~ 8月7日(金)本編11話
2020年8月14日(金)~ 9月4日(金)幕間4話
毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「リュイセンが、ついに……」
動きました。
前回のエピソードの雰囲気から、察してくださった方……いらっしゃったでしょうか。
理屈をこねるのが苦手、と言いながら、今回のリュイセンはかなり理屈っぽかったと思います……。
今回のリュイセンの言動が、2話前でシュアンに向かって言った、
「ミンウェイが遠慮なんかする必要がないことを、示してやればいいだけだ」
の答えです。
リュイセンは、ミンウェイの父だけではなく、シュアンにも対抗意識がありますが、それは口には出さない。出したくない。その微妙な感じを出せたかどうか……。
はっきり書いたら台無しになりそうなところも、私は比較的、直接的に明確に書いてしまうほうです。
一応、理系であったので、文章は一意に伝わらなければならない、という習性があり、誤読されないように書こうとしてしまうわけです。
ですが、今回はできるだけ直接的な表現を避けたつもり……です。
第三章完結しました。
(全然、区切りがよくない、と言われそうですが、ここで一区切りなのです!)
ここまでお付き合いくださり、どうもありがとうございました。
このあとは幕間が4話です。
8/14 白詰草の花冠
8/21 不可逆の真理
8/29 天命の絆
9/4 月華の宣誓
第三章が「人間模様」の章だった(と思う)ので、その補足的なエピソードが盛りだくさん(?)です。
【次回予告】
それは、幼き日のこと――。
お父様のお仕事の都合で、とある別荘地を訪れた私は、ひとりの男の子と出会った。
「ミンウェイ! 見て! 四つ葉のクローバーを見つけたよ!」
人懐っこくて、すぐに友達になろうと言ってくれた、彼。
私とは、まったく違う世界の人……。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理
幕間
白詰草の花冠
よろしくお願いいたします。