【執筆中のつぶやき】
キャラクターの子供時代の話を書くこと/読むことがあると思います。
自分が「読む」立場のときは、「なるほどー、だから、現在の〇〇(キャラ名)は、ああいう奴なんだ!」と納得できると、「面白い」と感じる気がします。
当たり前かもしれませんが、過去の話は「別の話」ではないんですよね。
現在と繋がっているんですよね。
たぶん私は、そういう部分を読みたいんじゃないかなぁ……。
だから、「書く」立場のときの私としても、「過去がこうだったから、現在がこうなんですよ!」と言いたいわけですが――……。
……果たして、ちゃんと繋がっています…………?
今回、過去と現在では、「随分、変わった」――というキャラクターの過去の話なのですが……。↓
【更新予定】
それは、幼き日のこと――。
お父様のお仕事の都合で、とある別荘地を訪れた私は、ひとりの男の子と出会った。
「ミンウェイ! 見て! 四つ葉のクローバーを見つけたよ!」
人懐っこくて、すぐに友達になろうと言ってくれた、彼。
私とは、まったく違う世界の人……。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理
幕間
白詰草の花冠
※第二部 第三章は、
2020年5月29日(金)~ 8月7日(金)本編11話
2020年8月14日(金)~ 9月4日(金)幕間4話
毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【ご意見伺い】
前回のエピソードで第三章は終了。今回から幕間が4話、続きます。
幕間終了後、「ストックが充分ではない場合」または「私がリアルで忙しい場合」は、しばらくお休みするのですが、今回はどちらも該当しないため、続けて第四章の投稿を開始しようと考えています。
むしろ、ストックは充分あるのです……。
――1年分以上…………。
と、なると、ストックが減ることよりも、物語の進行が遅いことのほうが問題かもしれない――と悩んでいます。
毎回、「あらすじ」で1週使っているのですが、今回は、あらすじを水曜日あたり(?)に投稿することにして、幕間最終話の次の金曜日には、第四章第1話を投稿してもよいでしょうか?
毎週金曜日に投稿というスタイルができていると思うので、それを崩すのはよくないでしょうか。
けれど、あらすじと本編を同時に投稿すると、軽く1万字以上になるので、同時は多いなぁ、と。
(勿論、あらすじは読み飛ばしても構わないのですが、読もうと思うとそれなりに長いので)
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「ミンウェイの過去」
幕間1話目は……暗い、といいますか……読了感の悪いものです。
『デヴァイン・シンフォニア』は、前向きな話だと思っているのですが、この幕間は異質です。
ミンウェイの経歴が決まっている以上、彼女の過去はこうにしかなりませんでした。
現在へのミンウェイに繋がるための重要なエピソードではありますが、すみませんでした。
現在のミンウェイとは違い、内気な少女でした。(ついでに、髪は直毛です)
『硝子の華の憂愁』エピソードで、ミンウェイが自分は偽物だの、人形だの言っていたのは、彼女の過去がこういうものだったためです。
この話の男の子の死因が明かされたとき、「まさか、そんな」と言っていただければよいなと思います。
――申し訳ないほどに、物凄く、後味が悪いのですが……。
ミンウェイの過去が暗殺者であることは本編で明かされており、男の子が命を狙われてもおかしくない立場であったことも明記してあるので、「ズルく」はない、と思います。
(構成としては悪くないと思うのですが……、読んでよかったと思える話ではないですね)
ミンウェイは、ルイフォンとメイシアの仲をかなり熱心に応援していましたが、自分のこととなると……という原因は、こんな過去が影響しているものと思われます。
自分は幸せになってはいけない、という思いが強いのです。
また、ミンウェイがメイシアと初めて会ったとき、『貴族に対して良い感情を持っていない』ことを明らかにしていますが、それは、このエピソードの件を始めとした、碌でもない暗殺依頼を受けていたためです。
ただし、メイシアに対して同情的だったのは、メイシアがどう見ても『非捕食者』側だったからです。あの男の子のことを思い出していたのかもしれません……。
さて。
暗い幕間は、この話だけです(たぶん)。
幕間は、あと3話続きます。
次回は、本編では語られなかった「シュアンが先輩の婚約者に会いに行った話」です。
【次回予告】
自分でも、馬鹿なことをしていると思っている。
少し前の俺だったら、絶対に考えられなかった。
これは、鬱陶しいまでのお節介。余計なお世話というやつだ。
――先輩の婚約者の家を尋ねる……なんてことは。
けれど俺は、先輩の心を、魂を、彼女のもとに届けるべきだと思ったのだ。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理
幕間
不可逆の真理
よろしくお願いいたします。