【執筆中のつぶやき】
長編で、新展開に入るときに、
「主人公のもとに『あるキャラ』が現れて、新たな問題が起こる」
という、流れになることは、割とあるのではないかと思います。
拙作も、そういう展開になったのですが、そのとき、『あるキャラ』の役割を『メインキャラの知り合い』というモブにやらせようとしました。
すると、いつも添削をしてくれる友人氏が
友 「このキャラ、これから活躍するわけ?」
私 「いや、これきりの単なるモブ」
友 「……はぁ? そんなの面白くないよ!
知らない奴なんて、興味ないし!」
……確かに。もっともなご意見。
そんなわけで、予定をまったく別物に変えました。
『メインキャラの知り合い』というモブは取りやめ、『メインキャラ』自身にいきなり出てきてもらうことにしました。
うん。明らかに、こっちのほうがいい。
※初めの予定では、モブが「〇〇さん(=メインキャラ名)を助けてやってくだせぇ」と転がり込んでくる――という展開でした。
というわけで、再登場キャラが活躍(?)します。↓
【更新予定】
異父姉セレイエが、〈天使〉だった。
衝撃を受けるルイフォンに、メイシアが「一緒に考えていこう」と微笑む。
初めての大きな喧嘩から、無事に仲直りをしたふたり――。
そんな彼らの前に、思わぬ人物が現れた……!
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第三章 紋模様の流れへ
3.幽鬼からの使者-1
※第二部 第三章は、
2020年5月29日(金)~ 8月7日(金)本編11話
2020年8月14日(金)~ 9月4日(金)幕間4話
毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【進捗報告】
いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
手元では、第二部 第七章の執筆が終わりました――!
今年の目標は、「年内に、第二部完結(手元で)」。
このままなら、たぶん、守れそうです。
――でも、次の第八章(予定では第二部 最終章)が、かなりややこしくて、書くのに苦労しそうです。
第七章も「書き上げた!」と思ったそばから、「あ……、あの情報、アイツは知っているはずなのに、知らないような口ぶりで喋らせちゃった……(→修正、修正!)」と、焦ったり、なんだり……。
もしよろしければ、今後もお付き合いくださると嬉しいです。
(長いので、あまり大きな声で、是非是非と言ったら悪いなぁと思うんですけどね。
ただ、おそらく第二部は完結すると思うので、そこまでは読んで損はないと思う(思いたい)し、第二部で謎はほぼ解ける(?)と思うし、予想外の展開は起こると思う……たぶん)
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
「再登場キャラ祭り」
まずは、喧嘩の後始末ということで、ルイフォンとメイシアの仲直りです。
……なんか、書いていて気恥ずかしいシーンでした。
初めは、もっとベタベタな感じを予定していたのですが、それだとワンパターン。(書くのも恥ずかしい)
加えて、初めての大きな喧嘩を経たあとなので、「ドキドキ」の関係から、もう少し別の「安心」「安定」の関係のほうがいいかなぁ、と。(それでも、気恥ずかしいシーンでした)
そして、新展開です。
第二部開始以降、ずっと動きのなかった〈蝿(ムスカ)〉が、ついに動き出しました。
(本人は登場しませんが、タオロンは〈蝿(ムスカ)〉の部下になっているので「動いた」と言えるかと)
ここから、徐々に〈蝿(ムスカ)〉との、あれこれになります。
タオロン再登場です。
第一部終了後、ずっと出てきていなかったので、「タオロン、って誰?」と言われないか不安です。
タオロンは立場上、敵なのですが、初登場時から、ちっとも敵っぽくありませんでした。
そして今回も、何故か、土下座している……。
それが、タオロンです。
しかし、侮るわけにはいきません。愛娘ファンルゥのためなら、なんでもする男です。
ルイフォンは、普通に戦ったら、タオロンには、まず勝てません。
そこに現れたのが――前回のラストで、ちらっと出てきた『メイシアの護衛』。
護衛の正体は、シャンリーでした。
彼女は、第二部 第一章以来の登場なので、忘れられていないか、やはり不安です。
シャオリエとの会話だけで、シャンリーと見抜くのは難しい……と思ったのですが、バレていたのでしょうか……?
せっかくなので正体を謎にしておこうと思い、『護衛』の刀が『直刀』であることは、前回では書きませんでした。
(作中で直刀を使うのは、シャンリーとクーティエだけ)
また、シャンリーの言葉遣いからは、性別を判断できないと思います。
(でも、バレていた?)
何故、彼女がメイシアの護衛をしているのかというと、単に『適任者だから』。それだけです。
次回、一応、説明が入ります。
そんな、再登場キャラ祭りの『幽鬼からの使者』エピソードは、今回と次回の全2回です。
(よく考えれば、前回のスーリンも「再登場キャラ」でした。前の章までで、たぶんすべてのキャラが出揃ったので、今後は「再登場」のみになる、ともいえますね)
【次回予告】
〈蝿(ムスカ)〉に命じられ、メイシアをさらいに来た、タオロン。
メイシアに雇われた護衛、シャンリー。
「では、勝負だ!」
タオロンの豪腕がうなり、剛の太刀が振り下ろされる。
シャンリーが身を躍らせ、数多の突きが乱れ舞う。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第三章 紋模様の流れへ
3.幽鬼からの使者-2
よろしくお願いいたします。