【2/1 追記】
第二部 第二章 の開始が2~3月と宣言しており、2月に入ったので状況をご報告いたします。
こちらの追記は、後に消すかもしれませんし、別のところに再掲するかもしれません。
・「第一章のあらすじ」をまとめました。
・第二章の3話目までの、再推敲、執筆時のつぶやき、制作ノート、次回予告をまとめました。
以上により、(今まで通りに、金曜日夜の毎週定期更新の予定なので)とりあえず1ヶ月分の準備は整いました。
投稿時間は、2020年を記念して、20:20に変更しようと思います。
(今までの21:01は、半端で分かりにくかった気がするので。
――とはいえ、最初の1PVがつくのは、たいてい、そこそこ夜が更けてからでした。
つまり、新着情報で見つけて、新たに読んでくださる方はいないようで……。
すなわち、更新時間は関係ない……)
そんなわけで、2月の第1金曜日から開始できる準備が整ったのですが、2月6日(金)は、まだカクヨムコンの読者選考期間中なんですよね。
カクヨムコン不参加の私としては、カクヨムコンの邪魔をしたくないのです。
とはいえ、私が「第一章のあらすじ」を投稿したところで、誰のなんの邪魔になるかというと……邪魔になるわけでもない、でしょうか……?
(新着を埋めてしまう、と思ったのですが、今は読者選考のみの期間なので、今投稿した部分は選考に関係ないし。
拙作を読む時間があるなら、コンテスト作品を読んでください、と思うものの、拙作は1回目は「あらすじ」を投稿するだけなので、優先して読まれることもないかぁ、と)
そんな感じで、まだ迷っていますが、第1もしくは第2金曜日に、第二章スタート予定です。
実のところ、投稿はお休みでも、執筆は一日も欠かさずに続けておりました。
カクヨムも、毎日、見ておりました。
コンテスト期間中ということもあり、凄い熱気で、羨ましいなぁ、などと思っておりました。
投稿をお休みしていると、自分が小説サイトいるのは場違いなのかなぁと、思います。
敷居が高くなります。
自分に熱意がない、というわけではないと思います。
真面目なだけが取り柄ですから、毎日コツコツ書き溜めて、50話以上のストックがあったりします。25万か30万文字以上は、たぶん、あります。
これで熱意がないということはないと思います。
おそらく、目指すものが違うのだと思います。だから、居づらい。
自作は、コンテストに出しても決して受賞することはないと思います。需要がないからです。
本になったところで、売れない自信があります。
では、趣味で書いているから読まれなくてもいいのか、と問われれば、それは違います。
今までで一番、人に読まれることを意識して書いています。
そして、この「人に読まれること」は、「ページをクリックしてもらえるような」という意味ではなく、「他人が読んで分かりやすく、興味を持って読み続けることができるような」という意味です。
他人が読むことを前提とした物語です。自己満足のものを書く気はありません。
誤読のない、矛盾のない文章で、無理して記憶しようとしなくても自然に読み続けられるものを目指しています。
書籍だとしたら、新刊が1年くらい出なくても、読み始めれば自然と思い出せるから続きを買うことができる、そんな物語を目指しています(前述の通り、書籍化は目指していませんが)。
実は、「一章ごとの定期更新投稿&あらすじ付き」というスタイルは、書籍を真似ているわけです。
私が目指すものは、小説家でなく、ひょっとしたら物書きですらない。
ただ、この物語を完成させて、「この物語の作者」であると名乗りたいだけなのかもしれない、と最近、思うようになりました。
物語を書きたいのではなくて、この物語を完成させたい。それが、目指すものです。
昔は、次々にいろいろなアイデアが浮かび、ひとつの物語を書いている途中で、別の作品の構想が気になるようなこともありました。
それが普通だと思います。
しかし、今は、この物語以外の空想は、まったく浮かびません。この物語を書き始めてから他の作品を書いたのは、交流用のお題の決まった短編3作のみです。
自分でも驚いています。
そんな自分はカクヨムにいてよいのだろうか。
ふと、そう思います。
そんな、近況です。
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【執筆中のつぶやき】
連載中の超長編作品が、明日の投稿分で、一区切りします。
そんなわけで、前々からの予告通り、しばらくお休みします。
――と、書くと、
「こ、これは、エタリの予兆か!?」
と、思われそうなので、宣言しておきます。
来年、2~3月に連載再開します。
何故なら、次回の一区切り+αまでは、既に書き上がっているから!
この余裕の発言をするために、今まで、コツコツと書き溜めていました!
(そして、また、このお休み中に書き溜めるんだい!)
私の書き溜め量は、異様らしいです。
今、50話くらい、ストックがあります。(30万字くらい)
これだけのストックを持ちながら、3~4ヶ月もの連載休止をするのは、あまり良くないのかな……と、実は悩みました。
……悩みましたが、やはり私は私らしくあろうと決めました。
私にとって、小説サイトは、自分の小説の「唯一」で、「最終的」な、発表の場所なのです。
公募にも出しませんし、コンテストにも出しません(出したことはあるけれど、場違いでした)。
同人誌も、自費出版も予定がないので、ここで読んでもらうしか、自作を読んでもらう手段はありません。
だから、目一杯こだわって、手元でいじりまくって、万全を期してから、投稿しよう――と。
そんなわけで、お休みします。
ちょうど、リアルが多忙になったのと、カクヨムコンが始まりましたしね。
コンテスト不参加の私は、参加者の方々のお邪魔にならないよう、おとなしくしていたいと思います。できれば、応援もしたいですし。
私の投稿スタイルは、こんな感じです。
執筆して、友人氏に添削してもらい、修正。
友人氏からのOKが出るまで、添削と修正の繰り返し。
1年ほど寝かせる。(←ここが異常)
もう一度自分で推敲し、投稿。
私は、寝かせることによって、自作をやや客観的な目で読み返すことができるようになるようです。
そこから推敲し直すと、かなりスッキリします。
執筆当時の「妙なこだわり」(絶対、この表現を使いたい、とか)を切り捨てるだけの心の整理ができるみたいです。
勿論、これは私の場合、私のスタイルで、人にはお勧めしません。
特にプロを目指している方なんかは、やはりスピードが大事でしょう。
誰もが、「自分だけの、いい感じ」で投稿していくのが一番だと思います。
一度、友人氏に添削してもらっているから、1年も寝かせることができるんだろうなぁ……。
やはり、誰かに読んでもらうことなく、書き続け、書き溜め続けるのは辛いと思います。
誰もいなければ、独りよがりになっていないか、迷走していないか、不安になって続けられないと思います。
感謝しております、友人氏よ。
いずれ、もっと時間に余裕ができたら、私は誰かの役に立つような添削者になりたいなぁ、という野望があります。
今でも友人氏(+α?)の添削はしていますが、それ以外の誰かの、ですね。
でも、かなり相性が良くないと、お互い辛いだけだからなぁ……。(経験あり)
自分に合う添削者が見つかれば、本当に視界が開けるのを感じます。
願わくば、添削者を望むすべての作者の方々に、良い添削者が見つかりますように……。
そう、祈ります。
【進捗状況 および 投稿予定】
第一部 投稿完了。
第二部
第一章 19話 + 幕間 今回にて、投稿完了。
お休み期間(11月~2,3月目処)
第二章 13話 + 幕間 1話 執筆完了。2~3月投稿開始予定。
第三章 11話 + 幕間 4話 執筆完了。第二章に続けて投稿予定。
お休み期間(未定)
第四章 9話 執筆完了。幕間 未執筆。
第五章 13話目まで執筆終了。おそらく全14話程度。
【更新予定】
ハオリュウと祖母上が交わしていた約束。
それは、とっても、素敵なこと!
無事に話がまとまり、めでたし、めでたし。
――けど、そのあと……。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理
幕間 最終話
三眠蚕の貴公子-3
――明日、金曜日 21:01 更新
よろしくお願いいたします。
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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【制作ノート】
「三眠蚕」
三眠蚕は、作中の作中の創作物ではなくて、実在するものです。
藤咲家が絹の産地ということで、絹について調べているときに知りました。
一般の蚕よりも早く(若く)繭を作るという、生き急ぐような三眠蚕の解説を読んで、「ハオリュウそっくり」と思いました。
(……あまり、いいことではないのですけどね)
だから、いずれ、ハオリュウと三眠蚕を絡めたエピソードを書きたいと思っていました。
無事に書けて満足です。
そして、三眠蚕をウェディングドレスにしたら綺麗だろうなぁ、と思って検索したら――。
実在しました! 三眠蚕のウェディングドレス!
(斬新なアイデアかと思ったのですが、私が考えるようなものは既に存在するんですね。
ほんのちょっとがっかり。でも、実物を写真で見ることができて、満足。イメージ通り!)
メイシアがウェディングドレスを着たエピソードのときに、一般的なウェディングドレスの重さは 10kg ! と、書きました。
それが、三眠蚕で作ると……。
なんと、 600g !!!
めちゃくちゃ軽い!
#あのときメイシアが着ていたのは、ユイランのところにあったサンプルなので、普通の布でできていた設定です。だから、ルイフォンはとても頑張って抱き上げたのです。
本当に結婚式を挙げるときは、三眠蚕を使うので、凄く軽くなるでしょう。良かったねぇ。
ハオリュウの運転手。シュアンでした。
第1話目のときに気づかれた方、ありがとうございます! 嬉しかったです。
それから、「よもぎあんパン」事件の最初のほうのクーティエのこの台詞、覚えてらっしゃるでしょうか。
「私、小さいころ『にぃのお嫁さんになる』って言っていたの、撤回するね。私はもっと、頼りがいのある男が好き。――だから、にぃは自由よ?」
この台詞を言うよりも「前」に、クーティエはハオリュウと出会っています。
(この幕間は、第一部の終わりから、第二部の始まりの間に起こった過去のエピソードなので)
つまり、クーティエは、リュイセンからハオリュウに乗り換えたのでした(笑)。
「頼りがい」……。(ハオリュウに「頼りがい」?)
武力面では、確実にクーティエのほうが強いです。
ハオリュウは足が不自由ですし、貴族なので体を鍛えたことはありません。
「頼りがい」を何に見出すかは、人それぞれのようです。
けど、ハオリュウは貴族の当主で、メイシアのように死んだふりをして貴族をやめるわけにはいかない立場なんですよね。身分差……。
クーティエ、実は前途多難です。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
第二部 第一章+幕間、これにて終了です。
お読みくださり、本当にどうもありがとうございました!
――とはいえ、話はまだまだ続きます。
もしよろしければ、もう少し、お付き合いください。
よろしくお願いいたします。
【第二部 第二章 予告】
「では〈猫〉の要求に従い、告白しよう。
――俺は〈七つの大罪〉の〈悪魔〉、〈獅子〉だった」
望んでいた答えを得たルイフォン。
けれど、その後にイーレオから告げられた不可解な言葉に、彼は激昂する。
「そんな、馬鹿な!
何故なら……っ! 〈七つの大罪〉の正体は――」
そして――。
女王の婚約を開始条件(トリガー)に、
『デヴァイン・シンフォニア計画』は動き出す……。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第二章 約束の残響音に
2020年2~3月ごろ 連載再開――!