NAAA

おはようございます、＠NAAAA様。

前回、『ゲーム・オブ・モノケロス』という作品に感想を書いて頂いた者です。その節はありがとうございました。一週間ほど空いていれば、また別の作品に感想を頂けるということで、コメントさせてもらいました。

感想を頂きたいのは、『キンキョウノォト』というカクヨムを題材にしたホラーです。レビューでは書けない本音の部分を感想として貰えればと思っております。実は続編も考えておりまして、その際の参考になればと考えております。

二度も感想を求めるのはどうかと思ったのですが、前回の@NAAAA様の感想がとても的確で素直に頷けるものだったので（その作品は現在、改稿中ですが……）今回、恥を忍んで頼むことにしました。

お時間があるときで構いませんので、宜しくお願いします<m(__)m>

鶯ノエルさん、おはようございます。以前の感想を気に入っていただけたようで嬉しいです！　悲しいかな、思ったより応募が少ないのと、私の諸事情でこの感想企画はそろそろ打ち切ろうかと考えていました。そんななか、再びコメントくださりありがとうございます。一応一万字以下というルールを定めていましたが、今回は全部読ませて頂きました。（サービスです！笑）

感想「キンキョウノォト」

面白かったです。語彙力や文章力の高さは相変わらずで書籍化されているものと何ら遜色ありません。ただ、あまり怖いとは思いませんでした。自分がどういうものを怖いと思うのかは人それぞれです。私が怖いと思ったことのある作品をあげてみますと貴志祐介「天使の囀り」「十三番目の人格」乙一「zooシリーズ」山田祐介「@ベイビーメール」「親指探し」綾辻行人「Another」などです。

「キンキョウノォト」は短編ですので、これから長編になるならば重みがまして怖いと思うこともあるかもしれません。

以下に今回気になったところ・・・と行きたいのですが文章力もストーリ面もしっかりしているのでありませんでした・・・。が、私の要望的な意味を込めて無理やりだしてみます。

一話
読者との煩わしいやり取りを避けるために、近況ノートコメントを『許可しない』にすることを――。

これは伏線の部分かと思いますが、最後まで読み終えとのると「許可しない」にしてもどうせ殺されるんじゃ？　と思ってしまいました。玲香なら★千個集まったら予告なしにでも来そうですし・・・


三話
冒頭の玲香との情事の描写をもう少し見たかったです。

付き合い初めて二か月も経つと急激に弱まっていた。

最近は仲睦まじいカップルも増えているようですので、冷めるの少し早すぎない？　と思ってしまいました。もう少し玲香が狂っている姿が見たかったかも。玲香の生まれ、育ちも気になります。


四話
星が百四十八個

五十人★を入れたなら150個じゃないの？　と思いました。玲香以外に★を二個や一個入れた人がいたんでしょうか？　それともプラス148個
でちょうど千個ということだったんでしょうか？

ぃくね。

玲香って家知らないんじゃ？　と思いました。（こんな小さなこと指摘してごめんなさい・・・。知らないのに来れたという怖さもあると思いますし）

崩れかけたどす赤い肉の塊

と描写がありましたが、私の好みはゾンビ的な姿より霊的なものの方が怖いと感じます。ここの振り向くか迷う描写はとても好きでした。ホラーではよく使われるシーンですが、やはりドキドキします。

細かいところをなんとかしぼり出した感じですので、お気になさらず。本当に私の好みという面が強い気がします。

面白い作品であるので、続きがあるなら読む人も多いと思います。カクヨムを題材というのも目をひきますね。ただ私はカクヨムでなく、もっと一般受けする設定（カクヨムではなくサイト名をぼやかすとか）、で読みたかったとも感じました。

一応似ている作品としては「十三番目の人格」をあげておきます。どう似ているのかはうまく説明できません。なぜか鶯ノエルさんの作品は貴志祐介の作品を思い出します。

以上です。再びのご応募ありがとうございました！

　こんばんは、@NAAAA様

　またまた素晴らしい感想をありがとうございますっ。
　そう、実際欲しいのは（褒めることしか出来ない）レビューではなく、指摘も含めた感想なんですよね。正直こういった感想をもらえないと成長はできないと思いますからね。

　語彙力、文章力が高いと言われて嬉しかったのもつかの間、個人的にホラー書いて最も言われたくない『怖くなかった』という言葉がでてきました（笑　

　でも書いた本人が、ああ、やっぱりと思いっている部分もあるんですよね。@NAAAA様も仰っているように、長編にしてじわじわと精神をすり減らしていくのが、本格ホラーの定石でしょうから。最初から二万字以下の中編にしようというのがあったので、三話の指摘にもつながったのだと思います。私も康介と玲香のなれそめはもっと書いたほうがいいとは思っていましたので。

　一話の指摘は正しくその通りですね（汗　ただ、『カクヨム』の近況ノートを題材にしているので、演出という意味ではよかったと思っています。

　四話の指摘は、仰るとおり、丁度千個にしたかったんです。なので一人（という言い方はおかしいが）★を二個投じています。あとは三個ということです。これも演出ですね。

　そして玲香が家を知らないという指摘ですが、そうです、知りませんっ！　ここはちょっと修正しようかなと思っています。一度だけ来たことがあるとか。さすがの指摘ですね、@NAAAA様（笑

『崩れかけたどす赤い肉の塊』の表現ですが、『霊的』な怖さを文章で表現するのが難しくて、想像しやすい『物質的』な怖さに逃げたというのもあったかもしれません。ただ、玲香のあの姿は一応、怨霊みたいなものなんですよね。だからこそ超常的な力で★を増やしたりできたんです。（家知ってるのも、超常的な存在だからにしようと思ったのですが、やっぱりそこは変えようと思っています）

　ところで、私はホラーと言えば貴志祐介氏の名前を真っ先に上げるほど、あの方のホラーは怖いと思っています。『天使の囀り』や『黒い家』は本当に怖いですからねぇ。そんな貴志祐介氏の作品に似ているなど恐縮の至りです。嬉しいです、はい(*^^*)

　今回は時数オーバー（忘れていた）にも関わらずためになる感想を書いてくださって、本当にありがとうございました。続編を書く上での大きな糧となりました。今後も宜しくお願いいたします<m(__)m>

鶯ノエルさんの解説？を聞きまして、なるほどと思ったところがいくつかありました。

プラス148個で★千個だと一話の戦績に書いてありましたね。見落としていました。ごめんなさい。細かいことで申し訳ないのですが、玲香なら★を丁度千個にするより、プラス150個あげちゃうんじゃ、とは思いました。

私が怖いと思わなかったのは物質的な怖さと霊的な怖さが今の段階では噛み合っていないからかもしれません。続編があってその怖さがリンクし始めるなら、誰もが震えるほどのホラーになりそうです。

私の感想を気に入っていただけたようで良かったです。続編の執筆、応援しております。