NAAA

　はじめまして、＠NAAAA様。鶯ノエルと申します。

　今回＠NAAAA様が読んだ上で感想まで書いていただけるということで、応募してみました。

　目を通して頂きたいのは『ゲーム・オブ・モノケロス』というSF小説です。今現在、一万六千文字程度あるのですが、ACT－6あたりまでで一万字くらいだと思います。
　
　忌憚のない感想を頂ければと思っていますので、お暇な時間に一読していただければこれ幸いと存じます。

　よろしくお願い致します<m(__)m>

　

鶯ノエルさん、コメントありがとうございます。このノートを見つけて頂いたようで嬉しいです！　ＡＣＴ-8　神凪流　までの感想となります。（面白かったので読ませて頂きました）


感想「ゲーム・オブ・モノケロス」

とても面白かったです。一万六千字という短い段階ではありますが、書籍化されている作品と比べても何ら遜色ないと感じます。（私の好みで言えばさらに評価は上です）
特に戦闘描写がとてもよかったです。読んでいてワクワクしました。

すこしだけ気になったことを以下に。私の好みの問題かもしれませんのでお気になさらず。

ＡＣＴ-2　日陰のジェノサイダー
ここで、クリストファーが家族を殺した時の心の動き、動機がもっと知りたかったです。

ＡＣＴ-8　神凪流　その瞬間にあとの三連撃が無意味になることを悟った心だが、事実そうなり、ブラウ・ザラはほぼ無傷の体をこちらに見せつけている。
悟ったのに攻撃を続けた意味は？　と思ってしまいました。

クリストファーがでてきた時、心とクリストファーのダブル主人公かな、と思ったのですが、どうやらザラがもう一人の主人公のようですね。この作品はどんどん人が死んでいってなんぼの話のようですので、今後どの登場人物がどんな形で死ぬのかな、とつい思ってしまいます。

「殺し合い」というテーマの他に「この惑星は何か」「どうやって連れてこられたか」「殺し合いの目的」などのサブテーマ？　のようなものが明らかにされていくのが楽しみです。（読者目線だと楽しみと言えますが、作者目線だと大変そうだなーと（笑））

私が読んだ作品で似ていると感じたのは貴志祐介の「クリムゾンの迷宮」です。知らなければ申し訳ありませんが、この作品を超えるポテンシャルはあるのではないかと思っています。

以上です。気に入らなければ申し訳ありません。

　こんばんは、＠NAAAA様。

　まず……びっくりしました。
　まさか、こんなにも丁寧な感想を書いて下さるとは思っていなかったので( ﾟДﾟ)。ありがとうございますっ。

　皆、レビューですと褒めてくれるのですが（規約上、それは仕方がない）、実際本当のところはどうなんだという気持ちを常に抱いているんですよね。
　なので感想という形でお褒めの言葉を頂くと、とても真実味があって素直に嬉しいという気持ちを抱きます。戦闘描写は今後も続くのですが、そこを褒めてもらえると「よっしゃ、がんばるぞ」というモチベーションの向上にも繋がりますね。

　そして同じく嬉しいのは“ここはどうなんだ？”という指摘です。これこそレビューでは絶対できないことでして、私としてはそういった指摘を期待していた部分もありました。

『クリストファーの心の動き、動機をもっと知りたい。』ですが、私自身、クリストファーという殺人鬼を理解できていないゆえに、そういった心情を疎かにしてしまったのかなと思っています。要は、キャラクターの作り込みの甘さでしょうね。どうせすぐ死ぬからと手を抜いた、とも言えるかもしれません。

　そして次の指摘ですが、確かに無意味になることを悟ったのに続ける意味はありませんね(^-^;　ここは早急に手直ししたいと思います。

　＠NAAAA様のおっしゃるサブテーマですが、なんとなくその答えを用意してあるのですが、う～ん、どうでしょう、書いているうちに、やっぱりこっちにしようと変えてしまうかもしれません。

「クリムゾンの迷宮」は知っています。でも読んでいないんですよっ。著者の『黒い家』や『新世界より』などは読んでいるのに。早速楽天で注文ですね。なんといってもデスゲーム物ですから。参考になりそうです。

　最後に、改めて素敵な感想と☆をありがとうございました。話はまだまだ続きますので、また指摘事項などありましたら、私の近況ノートに遠慮なく書き込んでください。

　読者と共に作品をよりよくしていく――。これもウェブ小説の良さだと思っていますので。

　それでは、またっ(^▽^)/