皆様、「転生したらスキルになっていた!? ~ モニカの奇妙な相棒 ~」が第2章110話になったので定期報告を。
まずはじめに、この110話をもって「タイトル転生したらスキルになっていた!? ~ モニカの奇妙な相棒 ~」は通算300話に達したことをお知らせします。
いやー、行くもんですね300話。
文字数にすると2,165,589文字にもなります。
これ程の長きに渡って続く作品は、カクヨム広しといえども、それ程多くはないのではないでしょうか。
これはいつもそうなのですが、今書いている場所は、書き始める前にはたどり着けるとはとても思えなかったような地点です。
設定を考え、プロットを考え、シーンを考えていても、きっと辿り着くことはないだろう。
書き始める前は、どこかそういう風に考えていました。
でも継続すれば届くものですね。
今この地点から振り返る300話前は、とても遠く、遥かに霞んで見えるだけです。
編集作業に入るたび、表示される項目の量にも圧倒される様になってきました。
300話・・・それは私の日常を土足で駆け回る様な、大変な経験でもありました。
正直、この作品のせいで眠れない夜も珍しくはありません。
でもそれが自分にとって、大きな自信にもなりました。
きっと、この作品をなろうで書こうとしなければ、私の人生はつまらないものになったでしょう。
ただ300話といえば、普通は大長編作品が完結していてもおかしくない長さですが、これはまだまだ起承転結の”承”の真っ最中。
一体いつ終わるのか、そもそもここまで付いてきてくれている人がどれだけいるのかも分かりませんが、これからも末永く続くと思われますので、最後まで読みたい方は今のうちにご覚悟ください。
さて200話から300話のお話は、アクリラでの活動に焦点が置かれ、主人公達は大きく成長したと思います。
その大部分を占める”中1編”では、主に主人公の”居場所”と”外面的な成長”をテーマとして作成しました。
もちろんそうではない展開も沢山ありましたが、大筋では予定表通りの立場と強さになったと思います。
そして現在の”中2編”、つまり次の100話では、主人公達の内面の”成長”が書かれる予定です。
具体的には、中3編ではモニカの言動は今とは大きく変わっている予定で、
現在はどこか、状況に流される所がある虚ろな、ともすれば危うさもあるモニカの人格ですが、この1年でしっかりとした”人格”として確立される事になります。
そのために次の100話では、主人公達は何だかんだでこれまで直視せずにいた、”この世界の厳しい側面”を目にする事になるでしょうし、これまでに無いタイプの厳しい”壁”にも直面するでしょう。
それを主人公達がどう乗り越えていくのか、
そして私がちゃんと面白く書けるのかに、ご注目ください。
”中2編”は、私にとってもチャレンジとなる展開や表現が目白押しなので、それをどの様に書いてやろうかと今から肩に力が入っていす。
そしてその”最初のチャレンジ”は、おそらく次の10話で届くでしょう。
いよいよ到着する、初めて見る”己の故郷”
そこで主人公達を待っていたものとは。
果たしてそれをちゃんと”正しく”書ききれるのか、今からちょっと心配です。
それでは皆様、次回は120話での定期報告で、そして通算400話でのご報告の時まで。
ここまで読んでくださり、誠にありがとうございました。
皆様の1件1件の感想やレビュー、1アクセス1アクセスがここまで私を引っ張って来てくれました。
ただ虚空に向かって文字を打つだけならば、こんなに続くことはなかったと思います。
本当有り難い事でありと同時に、これからも皆様とのその関係ー皆様とその関係を続けていければ幸いです。