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10話ごと定期報告【第二章 100話時点】


 皆様、この度 が第2章100話に到達したので定期報告を。

 ついに2章も100話です!
 まだ3分の1なのに100話です!
 もう300話コースですが、どうしようもないのでこのまま行きます!
 長い長い、遅い遅い、と(私も含めて)思っているでしょうが、もうこのまま行きます!
 レッツゴー300話!

 などという奇声はここまでにして。
 いやあ、本当に100話来ちゃいましたねー。
 合計300話ももうすぐですし、続けているとあっという間な感じがします。
 ここまで何度も何度も、”ここまでは来れないだろうなー”と思っていた箇所を超えてきたので、今では残りの箇所も”そのうち行くんだろうな”という、気持ちになっています。

 さて今回はちょうど切りがいいので、中1編の振り返りと中2編の展望を話したいと思います。
 中1編と書いていますが、私としては”ガブリエラ編”と銘打ってもいいくらい、ガブリエラ一色だったと思います。
 彼女は今後、非常に大きな役目を担っていく事になるのですが、なかなか接点が無いので、当初よりも密に出番を増やしました。
 おかげでなんとか彼女の複雑な姿を描く事ができたと思いますが、反面彼女の否定的な面をなかなか描けなかったのが反省点ですかね。
 特にルシエラ的には、”そんなんじゃねえよ!”という描写が続いたと思います。
 個人的には、なんとかちゃんと卒業してくれてホッとしています。

 他には今後も重要になってくるキャラを出せたのが大きいですね。
 モニカの同級生で名前が付いているのは、全員重要人物だと思ってもらって構わないです。
 その中でもメリダは大きいですね。
 私のプロットって、”こんな話”というのも多いのですが、”こういうシーン”というイメージも多いんです。
 そして中1編で用意したイメージの殆どがメリダに関するものなので、私の中ではアクリラの象徴であり、この物語の象徴的な存在だったり。
 そんな彼女ですが、実は名前を考えたのは出す直前です。
 イメージは出てくるのに、本当に名前が思いつかなかったんですね。
 なので最初はメリダという名前にも違和感がありました。
 ただ、今ではメリダという認識に落ち着いたので、書いてみるというのは重要な事だなと実感しました。
 あとはルーベンですね。
 最初はライバルキャラとして、どちらかといえば嫌な印象を多めにするつもりでしたが、気付けばかなり可愛い感じになってしまいました。
 彼の片思いがどの様な結末を迎えるのか、・・・果たして私がそれを書き切れるのか、今から気合を入れて行きたいと思います。

 書いてみて意外だったのは、キャラによって書きやすさが全然違うことですね。
 ルシエラは書きやすいです。
 そしてガブリエラはキツイです。
 あと書きづらいのがスリード先生ですね、この人何考えてるんだろう?という作者にあるまじき瞬間が何度もありました。
 それとモニカもキツイです、とにかく彼女が今どの程度の理解でいるのかを常に意識しないといけないので気を使います。

 結構重たい話が多かったので書いていてきつい話が多かったのですが、特にキツかったのはルーベン戦とレオノア戦。
 どちらも今できる全力をぶつけるというコンセプトだったので、BGMをガンガン流し気分上げるために毎日アメコミ映画を見ながら書いていたので頭痛がひどかったですw。
 でも第一章と違って、主人公達が自分の力で戦っていける姿を見せれたので満足です。

 なんかキツイキツイ言ってますねw 実際、書いていて楽な瞬間なんてほんの一瞬くらいしかありませんでした。
 でもだからこそ、毎話書き終わった後の開放感と達成感はひとしおでやめられないんですけれど。
 

 そしてこの100話から始まった中2編ですが・・・・

 かなり主人公達が変わると思います。
 そういうイベントが用意されているので・・・
 また、”スキルに生まれた”という部分がいよいよ本格的に顔を見せてくるかなと。

 さてレオノア戦での一件により、公的な身分を得たことで、アクリラを飛び出すことが可能になった主人公達は、より”世界を知る”ことになります。
 それはこれまで描写してこなかった一面や、より厳しい一面に直面することも増えるでしょう。
 そういったものを前にした時、主人公達がどのような決断をするのか・・・それよりもまず私がそういった要素をちゃんと描写できるのかを、見守っていただければ幸いです。
 
 それでは次回、110話の定期報告の時まで・・・
 
 それまでには里帰りに入っていればいいな・・・

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