長かった王宮奴隷編も終わりです。
だいたい計算通りかな。
53話でアスと出会って、100話でガイアケロンと再会。
150話あたりでヒエラルクと本格的にぶつかった。
そうして200話と。
冗長だと感じる人もいるかな。
そうだとしても、作者としては尺の長さだけが醸し出せる読み味というか
独特な雰囲気があると思うのだ。
というわけで長さはweb小説の強力な武器となると思う。
これは確信に近い。
もっとも、だらだらと本当につまらない場面ばかり書いていたら
狙っている効果はないはずだが。
でも、書き続けていれば作家の腕も上がるはず。
やはり量は質ともなる。
最近は全体小説という言葉も廃れてしまったのかな。
自分の小説がそれにあたるなどと自惚れはしないけれど。
世界と人間の美しさ、豊潤さ、ド汚さ、顔面を歪めるような憎悪……。
あらゆる感情と感覚を読む人に感じてもらいたい、などど願いもする。
もともと書籍化だけをゴールとしないつもりで書き始めた。
だから、それはやっぱり夢みたいなものだね。
それより、何とか完結させないと……。
全然、余暇が少ないから今後ともゆっくり更新です。
気長に待っていただければ幸い。
いつもいつも素晴らしいコメントレビューで応援してくれる読者様に感謝します。
それでは。