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ライターのリサーチ力を舐めんな

いよいよ、新作の資料集めに掛かりました。
ちなみに次作は須賀川の俳人「市原多代女」さんが主役です。タイトルも一応決めていて、
「霞晴れて」。
→多代女さんの雅号からです。

まだまだ資料を集め始めたばかりですが、時代的に「松平定信」など「べらぼう」と被る人物も登場しそうで、私もどんな人物と出会えるか、楽しみにしています。


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ところで、不穏な表題について(苦笑)。昨年の年末にこんな近況報告をさせていただきました。

https://kakuyomu.jp/users/K_Maru027/news/16818093090606831935

ですがどうも「スルー一択」で済むか、少し怪しくなりまして……。
かの方は、全く無関係の某会の方まで巻き込んで大騒ぎを演じていたような気がして、なりません。

歴史界隈を語るときはあまり語りませんが、一応これでも「Webライター」ですので、リサーチ力はそれなりにあるつもりです。
そして、不本意ながら今まで数々の「誹謗中傷」事案に遭遇しているおかげ?で、「自己顕示欲」が強いタイプにも慣れっこ。

普段ならスルー一択なのですが、無関係の方まで巻き込み疲弊させているとなると、ある程度「ネット上で事情説明」も止むを得ないのかな……と、思案したわけです。
多分全部事情を公開したら、件の方の評判は間違いなく地に堕ちるでしょうし、私も無傷では済まないですけれど(´・ω・`)

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ただし、あまり支障のない範囲で新たに判明した「史実」を公開すれば……。

件の方が「諸生党の一人の末裔」というのは、当人に聞いていました。もっとも、先祖が誰なのかまでは興味がなかったんです。
ですがひょんなことから、かの方の先祖が諸生党の「戸田銀次郎の弟」であろうことが判明しました。
たまたま、内藤弥太夫の「その後」を調べるために出会った資料で発見したのですが、過去の本人の発言や、その論文に出ている「子孫の名字」からしても、まず間違いないと思います。
そもそも、会津ではなく「中通り」に逃れてきた諸生党の人間自体、ものすごく限定されますし。
(諸生党も、幕末の「諸生狩り」でかなり天狗党によって処刑されて、生き延びた人はごく限られます)

で、戸田銀次郎ですが……。
血筋としては、水戸藩の家老の家系の一人で、紛れもなく「諸生党」です。ただし、市川三左衛門からは疎んじられていた「鎮派」の諸生党で、銀次郎自身は市川三左衛門に疎んじられた結果、獄死しました。
その弟は、戊辰戦争のときに「福島藩」に物乞い同然の身なりで庇護を求め、そこで妻子と共に幕末を迎えたとのこと。


その後、そのM氏(弟)の息子は本圀寺党(天狗党の一派)の家に養子に入り、名字を変えて生き延びたことがわかりました。

つまり、二本松藩とは全く無縁の人なんです。

いや、無関係でも構わないんですよ。それ自体が罪な訳では無いです。

ですが、それを知らなかったにせよわざと隠していたにせよ、よく「諸生党と二本松藩が共闘したから」という理由だけで人にオーダーを出し、色々いちゃもんをつけ、おまけに藩士・藩史をおちょくれるなあ……と。


さすがに、祖先が知ったら嘆くのではないでしょうか。
時代が時代ならば、恥ずかしすぎて、憤死ものでしょうね。

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ちなみにこれだけの数々の侮辱を受けながらも、彼女から出された

・大谷志摩が麻疹で苦しんだ(文久2年の話)
・木村銃太郎の江戸遊学が、天狗党騒乱がきっかけだった
・三浦権太夫が祖父の「嶽山崩れで大活躍」をリスペクトしていた

……というフィクションを入れて欲しい!

という要望には黙って応えて全部入れたのですから、私、偉いと思ふ(^_^;)

いや、二度と関わるのはゴメンですけれどね。

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この事実を某会の幹事さんが知ったら、どのように思われるか。
その反応を見てみたい気もしますが、まずは心穏やかに過ごされることを祈っております。

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