大滝のぐれ

いつも何気なくすごしているうるう日。1日増えて嫌だなあ、嬉しいなあ…… いろいろな考えがあると思いますが、この小説を読むとそんな考えが少し変わります。 寝るのが少し怖くなる、そん…続きを読む

一話目の後半から、この作者さん特有の特異な設定がぱっと飛び出し、一気に引き込まれました。 こんなゴミクズみたいな世界じゃ誰も幸せになれない、でも皆が皆常時ひどい人間なわけではないし…続きを読む

この言葉がぴったりな作品でした。作者さん特有のネジが外れた文章が降り注いだ後、すっと爽やかに終わっていく。恐れ入りました。あと、ブラック企業死すべし。

小説の説明文に惹かれて読みました。 人間や動物、虫などの垣根が無くなった世界でのお話なのですが、作中で繰り返される『日常』というものに対して、作者の強いメッセージを個人的には感じ…続きを読む

虎が徘徊する学校、不思議なマントなど、なにかを抽象的に暗喩しているようなアイテムが散りばめられた世界がとても魅力的です。おもむろになにかが始まり、綿あめが溶けるようにすっと終わって…続きを読む