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近況ノートベストセレクション(2)

 小説よりも近況ノートが好き

 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054884232141

 相変わらずこれの参加者の皆さんの近況ノートを眺めています。
 なぜなら俺は近況ノートが好きだからです。

 近況ノートの魅力ってなんなんですかねって言うと、俺はやっぱ責任がないことだと思うんですよね。まあ更新している小説とかエッセイとかの方だって、誰に頼まれたわけでなし、金子を貰っているわけでなし、無責任に書いていいし、現にほぼ無責任に書いているわけですけれども、そうは言っても、例えばなるかちゃんのやつに突然超能力者が現れて全員皆殺しにして帰っていくとか、純粋脂肪批判で嘘体重ばっかり書くとかですよ、そういうことはよっぽど考えてこれだって思わないとできないじゃあないですか。それが作品上なんか意味があることじゃあないと、ただの乱心になってしまう。

 ところが近況ノートだと、いくらでも乱心し放題だし、先のこととかも考えなくていい、そのとき思ったことをそのとき書きたい範囲で書けばよい、分かってるよアンタの言いたいことはさァ。ここはそういう場所ではなく、「創作活動や読書日記などを伝えられる場所です」だろ? 知ってるんですけどね。とにかくできるでしょ。
 じゃあブログでやれよって思われるかもしれませんけど、俺こないだ気付いたんですけどおしゃれな画像恐怖症みたいなのあるかもしれなくて、やっぱ最近のブログって絵力いる感じあるじゃあないですか、なんかこう。それがダメなのかもしれないなあって思って、mixi日記って画像ぜんぜん入れやすくない仕様なんですけど、それが逆に良かったのかなあとか、とにかくだから、ここは画像がいらないのでそれもいいなあということです。何言ってるんですかね。

 で今日ご紹介するのは遠藤孝祐ちゃん(これは敬称です。本当にもういい加減説明したくないんですけど、じゃあ勝手にやめればいいんですが、ここまでの全ての不義理に対しての落とし前がつけられないのでなかなかそうはいかない、とにかく敬称として「ちゃん」をつけることにしているんです、ああ説明になってないですね、もういいか)、ユーザーページはこちらです。https://kakuyomu.jp/users/konsukepsw

 とりあえずこの記事(https://kakuyomu.jp/users/konsukepsw/news/1177354054883939771 )のタイトルを読むと大体わかると思うんですが、「近況ノートを本当に近況ノートとして使います」というタイトルです。ヨッシャー同病相哀れむ! (こういう使い方が正しいとは思ってないですよ)
 そうなんですよ、我々の界隈では近況ノートを近況ノートとして、つまり自作の紹介や読書日記として使うとき、いや読書日記として使うときはまあそうでもないんですけど、創作活動を伝えるのに使うとき、なんか「オッこれ近況ノートっぽい使いかたじゃん!!」って思うんですよ。謎の喜びと、あとちょっとの気恥ずかしさがある(それは俺だけかもしれないね)のです。同病だなって思いました。

一個好きな記事というか、同様に同病っぽいものを挙げると、
 
好き好き大好き超愛してる:
https://kakuyomu.jp/users/konsukepsw/news/1177354054883891426

 これですかね。

 好き好き大好き超愛してる。は、一文目があまりに名文過ぎて、まあアマゾンにも書いてるのでアレですけど、もうこれでやられてって感じですよね。
 「世界は密室で出来ている」は俺も好きで、これはかなり奇跡的なバランスで、青春エンタ的なところで成立してるのがスゲーなと思います。これを良かったなって思ったからといって他に進めとは言ってないぞ! 俺は止めた!

 と言っても舞城王太郎は最近読めてないんですけど(読むのが死ぬほど疲れるので)、最後に読んだのはJORGE JOESTERですかねえ……。良かったですねえ頭おかしくて……。ジョジョアンソロは、上遠野浩平が100点、西尾維新がちょっと個人的にはイマイチで、舞城王太郎は虚数点って感じがありますね。
 あと暗闇の中で子供、人生で何個か読み終わったあとに熱出した小説があるんですが、その一つですね。キツイ。でも面白い。

 好きな本についてはお便りが待たれている
少女不十分:
https://kakuyomu.jp/users/konsukepsw/news/1177354054883983322

 ので、番組オリジナルステッカーももらえるそうですし、語ってみてはどうでしょうか。俺はもうプロフィールで1万字くらい書いてるので…………。少女不十分はヤンマガ集中連載で読みましたね。確かに序盤話すすまねーなって感じで、オチで全部持ってく話でした。おっしゃるとおり。

4件のコメント

  • 近況ノートを本当に近況ノートとして使います  の記事を紹介するところ、リンクミスって少女不十分に飛ぶようになってます。

    遠藤さんの近況ノートは私も好きでたまに読みます。本のセンスがけっこう好き。

    あとついでに、聞きたかったんですけど、たちって普通の白子と比べてお味はどうです? 内臓系は鮮度が命なので、産地以外であんまり出まわらないと思う。だからちょっとどんな感じが知りたくて。
  • あっ、後で直します…ありがとうございます。

    「普通の白子」って、たちが普通の白子だと思ってたんですけど、「普通の白子」が仮にふぐの白子を指すとした場合、美味しんぼにこんなエピソードがあることをご紹介しておきます。

    ・すげーうまいふぐの白子を食いに来た夫婦、ところが今年はふぐが不漁で白子が全然ない。がっかり。しかも中東に転勤なのでもうふぐ食いにくる機会がない。せっかく海原さんのレビュー読んでで来たのになー(チラッチラッ

    ・(山岡)ふん、あんな俗物のレビューで食いにくるなんてたかがしれてますね、明日この店に来てください、ふぐの白子と同じくらいうまいものを食わせてやりますよ

    ・わあっはっは。士郎などの出すものは食えたものではないっ。この海原雄山、あなたたちにうまいふぐの白子と等価物を食わせてみせよう!

     で、山岡さんは北海道かどっかに飛んで、確か真鱈の白子取ってくるんですよね。で食わせる。そしたら海原雄山は「山岡士郎敗れたりぃ!」みたいなことを言う。

     ほんで、美食倶楽部の総力を結集して見つけて来たホンモノのふぐの白子を出して来て、食わせるんですよ。それは反則では?

     それを食った感想としては、「鱈の白子は所詮下魚」みたいな話なので、すいませんめちゃ長くなりましたが、ふぐよりは劣るようです。

     この時の京極さんの感想が好きで、あと解決策も別あるので、機会があればご一読ください。


     個人的には、ふぐの白子はおーなんか……濃い……?? みたいな感じにはなるんですが、味的にうまいかっていうとちょっと確信を持ってうまい! って言い切れるかって言うと微妙で、たとえば両方グラム200円とかだったらどうかっていうとムズイと思います、完全ないいふぐ白子を食ってないだけの可能性はあるんですが…。

     所詮珍味なんだと思うんですよね。でも高いので適当な食い方はできないじゃあないですか。そういう意味ではたちのが気楽にポン酢とかぶっかけたり味噌汁にぶっこんだり出来るので、なんというかまあ適材適所と言いましょうかね。そんなです。

     真鱈とスケソウダラは並べて食ったら差がわかる気もしますが、目隠しされたらわかんなくなるような気もして、そうですね、これはいつか試してみたいです。
  • こんばんわ

    なんかこちらで紹介されてますねー
    おめでとうございます!

    https://kakuyomu.jp/features/1177354054884326261

    くろ
  • ありがとうございます!!! その話もいつかしたいんですけど、これが今でたらめに忙しくて、7割くらい俺がアホなせいなんですけど、なかなか書く時間がとれていないんですよね。そのうちちょっと書きます。
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