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叙述トリックを考えました

 一昔前のポップ・ソングが流れている。
 有名なリフレインだ。会いたかった。会いたかった。会いたかった。

 わたしもあなたに会いたかった。

 あの歌で、歌ってるあの人は、何を思っていたんだっけ。
 確か今のわたしにぴったりだったような気がする。


 で、AKBの「会いたかった」だったら告白ですけど、スピッツの「夏の魔物」だったらちょっと殺人を匂わせるみたいな。どうですか。どうしようもない。そうですね。だからここに書いてるんだ!

 ということでスピッツのライブチケットが取れてしまった(取れてしまったというのもどうかと思うが。楽しみ)ので、CYCLE HITの新しいやつを聴いて勉強していまして、で夏の魔物を聴いたという話です。

 そういうわけで、CYCLE HITに入ってない曲で好きなやつを挙げておきます。

 ・8823
 これは確か受験期にすごいリピートしてた。とかに聞くとすごくテンションがあがる。前も書いた気がするけど、「君を不幸にできるのは」って歌詞が凄いいいですよね。ハッピーにすることができる、というのはまあある種当然で、アンハッピーにすることができる、というのはその上の層に行ってる感じがあって、更に「世界にただ一人だけ」ということは、その他の不幸からは全部俺が守るゼ、みたいな感じもあってね。いい歌ですね。いい、と思うのと実践するのとは全然別の話なんですけどね。

 ・恋する凡人
 これの1番と2番の最初がすげー分かる。と言っても恋で分かるわけではなくて、まあなんていうか人生のほかのことで分かる。そうだねえ。って思うので大好き。

 ・スピカ
 「割れ物は手にもって運べばいいでしょう」って歌詞が凄い好きなんですよ。曲と相まって、ってところもあるんで説明が難しいんですけど。
 俺はたくさん物を割るし、壊すし、失くすんですね。
 それがコンプレックス、というかまあ普通に困るので、困ってたんですけど、つか手にもって運んでも壊すんで根本的な解決にはなってないんですけど、なんていうんですかねえ。斬新な解決策を提示されて「ハッ」となった、ってのとはちょっと違うんですね。「そりゃあそうだ」ってことに気づいたっていうか。「そりゃあそうだ」ということを全然関係ないところで苦労してたなあ、ってことに気づいたっていうかね。なんかそんなで、これはすごい好きですね。

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