最近、近所にトライアルというスーパーができました。ここで売ってるパウチのカレーが本格インドカレーで、非常に美味しいのです。
私は昔から友人とインドカレーのお店に行き、ナンでカレーを食べるのが好きでして、このカレーを日本ハムさんの5枚入ったナンで食べるのにちょっとハマってしまっています。
これに自家製のヨーグルトを牛乳で溶いたラッシーっぽいものを飲めば、何となくインドカレーのお店に行った気になれるというものです。
ちょっとした飯テロでした。
クロノヒョウ様の自主企画『第75回「2000文字以内でお題に挑戦!」企画』に参加させていただきました。
『最後に効いたスパイス』
https://kakuyomu.jp/works/2912051597867569377
今回のお題は「忘れ去られた呪文」というものでした。
「呪文」で何を想像するかによって、話の方向性が大きく変わってくる面白いお題だなって感じました。
これを真正面から魔法のスペルだと捉えれば、話はハイファンタジーになるでしょう。
これを「合言葉」という風に捉えれば、恋愛寄りの現代ドラマに。
これを「パスワード」と捉えればIT系のネタでも行けると思います。
さらに前に「忘れ去られた」と付いているので、考古学的なお話にもできると思うのです。
私はこのお題を見た時に真っ先に思い出したのは、昔「美味しんぼ」で読んだカレーのレシピのお話でした。
記憶喪失の男性が香辛料のレシピを手にしていたというお話です。
どちらかというと、「忘れ去られた」という方に私は引っ張られたっぽいですね。
話の中で「重さからして少量の何か」と書いてあるのが実はちょっとした引っかけなんです。
ターメリック(ウコン)やらコリアンダー(パクチー)やらと書いた後でこう書かれると、何かの香辛料なんだろうなって想像するじゃないですか。もしかしてカルダモンかな、カレーリーフかも、悪魔の糞と言われるヒングかもしれないなんて。タイトルにも「スパイス」ってありますしね。
ところが、まさかの鰹節なんです。
実は、スリランカのカレーにモルディブ・フィッシュという鰹節によく似たスパイスを使用するそうなのです。
なので、男はスリランカの人なんだろうなって思うのです。
この辺りはあまりしっかりと書かない方が良いと判断して、かなりぼかした書き方をしたのですけど、男はいわゆる不法滞在者でした。
出入国在留管理庁の職員からその事を問いただされ、強制退去になってしまったのです。
五年間同棲していた女性がいたのですから、籍を入れれば問題無かったのに、男はそれをしなかった。
しかも店の金など全て持ち逃げして。
その一方でお店をお願いしますなどと手紙で書く。
そういう男なんです。
だから普段の私でれば「男性」とか「彼」とか書くところを「男」と若干軽蔑気味の表現を使っています。
そういう意味では、主人公は本当に憐れというか、見る目が無いというか。それでもカレーの味を再現して店を続けるのですから、健気ですよね。
最後になりましたが、シンシア様、今回もコメント付きレビュー、誠にありがとうございました。
次回も期待に応えられるように精進したいと思います。