ちかえ

私、如月萌絵（きさらぎ　もえ）はユニコーンと名乗る馬に「乙女」として異世界に連れ去られた。 どうやら彼のご主人様と結婚して欲しいらしい。 だけど、その「ご主人様」にはもう結婚相手…

私の昔の多読についてのお話です。

数ヶ月前から行方不明になっている妹。彼女が昔吹いていた鍵盤ハーモニカを見ながら、せめて消息が知りたいと早希は願うが……。 ＊夢月七海様の同題異話十月号「秋に鳴らす鍵盤」参加作品…

若き魔術師クレオパスは転移魔術の失敗で遠くに飛ばされてしまう。目を覚ました彼がいたのは、物語でしか知らなかった『獣人』の住む土地だった！ しっかり者なのに人見知りな姉の猫獣人ミー…

任務で魔王城に侵入しようとしたら捕まってしまった。 幼少期は兄姉に虐待され、ここ半年は魔族達に酷い目に遭わされてきた。自分の人生にはいい事などほとんどなかった。 今回、こうやっ…

黄金林檎をカップルで食べると永遠に幸せになる。そう言われていました。 グレーテも愛するマルコと一緒に食べようと楽しみにしていたのですが……。 ＊夢月七海様の同題異話九月号「黄金…

異世界からの勇者は悪者を倒してくれる。 皆の幸せを守ってくれる。 だが、その彼らを誰が守ってくれるのか。ましてや、彼らが騙されていたとしたら。 幸運はいつでも彼らに訪れるわけで…

アイハ王国の元国王、ハシント・アリッツは魔族の国の祭りを巡っていた。 十数年前とは違う楽しい雰囲気に彼の心も弾む。 ＊夢月七海様の同題異話八月号「沸騰する祭×去らない熱」参加作…

うちの学校には『人魚』と呼ばれてる同級生がいる。どうやら彼女と喋ると寿命が伸びるとか言われてるらしいけど。 ＊夢月七海様の同題異話七月号「人魚と内緒話」参加作品です。

嵐の日、私たちは家でのんびり過ごしていた。 私はやってみたかったハンドメイドをやってみたのだけど……。 ＊夢月七海様の同題異話六月号「Under the Storm」参加作品で…

レトゥアナ王国の新たな女王、ラケルは即位式後の控え室で大好きな母と時間をすごす。 ＊夢月七海様の同題異話五月号「いつまでも輝く母へ」参加作品です。

ご主人様である魔法使いが魔獣である自分に「靴」というものを履かせてきた。どうしてそんなものを履かなければならないのだろう。 ＊夢月七海様の同題異話四月号「真新しい靴がステップ」…

今日、イザベルの婚約者のデイヴィスは学園を卒業し、他国に留学してしまう。 寂しくて橋の上で佇んでいたイザベルだったが。

私と従姉は髪色以外の顔がそっくりだ。 なので、一度やってみたかった『入れ替わり』というものを試してみたのだが。

学園の調理室で、王女ミレイアは久しぶりに料理をする。 友人の王子様、ネッドも見学に来たけれど。

私の魔術のお師匠様は学生時代から優秀だったらしい。 お師匠様と次席の方の話をお茶会の席で奥方様が話してくださったのだけど……。

学園の生徒たちがささくれを見ながら色々話している。 果たしてささくれは無事なおるのだろうか。

ポーラはクラスメイトで友達のボブから授業で作ったびっくり箱を渡される。 最初はいらないと拒否したポーラだが……。

今度、学園に入ってくる新入生が寮ではなく部屋を借りて一人暮らしをしたいという。 だが、その両親は反対していて、内見で諦めさせろと無茶を言ってきた。

学園内で王太子殿下が小声で密談らしきものをしているのが聞こえた。 不安になって兄に相談してみたけれど……。

迷惑なお客様をロボットのようにあしらってたら人造人間扱いされた。ひどい！ そう訴える私にお師匠様は……。

お見舞いでは七本の花が定番だ。 でも、七頭の害獣に攻撃されたばかりの友人には複雑な気分らしい。

わたくしは愛する人と同じように筋肉をつけたいのです。 そのために魔法を使って努力しているのですが、上手くいきません。 どうにか筋肉をつけたいのですがどうすれば良いのでしょうか。

夜中に目を覚ましたら、窓が開いて、僕のユニコーンがいなくなっていた。 一体、誰に攫われてしまったのだろう？

彼とのデートでせっかくオシャレしたのに髪がぐちゃぐちゃになってしまった。 そこで私が思いついた対処法は。

魔法使いである私の目の前で天敵である害獣が頭を下げている。 どうやらその害獣は何かを買いたくて、お金を欲しているようだが。

異世界でも本屋の万引きはある。 転生者の俺はそれを魔法で解決する方法を考えるようにと仕事で言われた。 アイディアはあるけど、言い出しにくい俺は、俺の事情を知っている同僚兼友人に相…

昔の難しい魔法書が読み解けなかった僕は、偶然見つけた亡き祖父の学習日記を参考にしようとしたのだが……。

異世界出身の王妃が『真夜中』という課題で幻影魔術のお披露目をするという。 もしかしたら異世界の星空が見られるかもしれないとウティレは期待するが……。

猫獣人の少女、ミーアは、同居人の人間から『猫の手も借りたい』という慣用句を教わる。 そこで自分も『猫の手』を借りてみようとするのだが……。

わたくしの事をヒーローだと国の新聞が記事にしていた。 でも、そうではない。真のヒーローは私ではないのだ。 そうわたくしは親友に主張したのだが……。

学園の上流貴族が在学中に保有するサロンを今年は男爵令嬢が使う事になった。 当然周りは反発するのだが……。

転生した異世界で読んでいた小説に焼き鳥の描写が出て来た。 是非食べたいと俺は小説の舞台に観光に行ってみるのだが……。

「八十八歳です」その少年はそう言った。 そして少年は私の年齢も聞いてきた。 私の返答は……。 ＊「勇者による召喚勇者救出大作戦」の番外編です。

城下町にお忍びに出た王女、シーラが見たのは、不審な行動をしている幽霊だった。 彼の悪巧みを止めたいと行動を始めるシーラだったが……。

「まじない師」見習いであるハンニはなかなか予言が出来ない事を悩んでいた。そこで友人達に相談をするが……。 ＊「勇者による召喚勇者救出大作戦」の番外編です。

大好きな役者の舞台。 みんなはグッズばっかり買うけど私はそれだけじゃ満足できない！

新人魔術師による魔剣と普通の剣の二刀流試合。 試合内容を聞いた青年は自分が優勝するのだと息巻いていたのだが……。

半年経ってもユニコーンに乗れない僕。 せめて一時間で乗ってみたいと思っていた。なのにユニコーンは『五分』を提案してきて……。 ユニコーン三部作完結編です。 第一作「うちのユニ…

私の侍女見習いは一人前になるために『ソロデビュー』という名の試験を受けている。 だが、それを邪魔する『もの』が現れて……。 ＊KAC20219「ソロ〇〇」参加作品です。

人間にとってドラゴンは「尊い」存在である。だからむやみに関わってはいけない。 そう思われている事を知っているドラゴンはあまり人と接触する事を好まなかった。 でもそんな事を知らない…

僕はうまくユニコーンに乗れない。 今日も二十一回目の失敗をしてしまった。それに落ち込んでいると……。 ＊KAC20217「21回目」参加作品です。 ＊「うちのユニコーンが空を…

ラウラは魔術雑誌に載せるオススメの本をどれにしようかと迷っていた。 そこに高貴な魔術師仲間がやって来る。 ラウラは思い切って彼女達に相談をする事にしたが……。 ＊KAC2021…

突如異世界に飛ばされた私は、帰るために何故かスマホの電波を探す事になった。 ＊KAC20215「スマホ」参加作品です。

異世界では幽霊は受け入れられる存在だ。ホセはそれが少し不満だった。 だが、ある日、ついに悲鳴をあげる男が現れて……。 ＊KAC20214「ホラー」or「ミステリー」参加作品です

私の彼は道案内の直観にすぐれている。それは大学内でも有名になり始めていた。 ＊KAC20213「直観」参加作品です。

僕はユニコーンに乗って空を走るのを楽しみにしていた。 なのにユニコーンはそれを拒否する。どうしてだろう？ ＊KAC20212「走る」参加作品です。

最近、家の中でお裁縫の音がする。 音が聞こえる部屋を覗いてみると……。 ＊KAC20211「おうち時間」参加作品です

この作品は２０１９年７月２８日に綾束　乙様の近況ノートで開催されたカクヨム作家創作談義「みんなカムカム！　カクヨム・ぱーてぃ！」の二次会のログをまとめたものです。 そして、「みん…

北の国の王子は人間の国を滅ぼそうとしている吸血鬼を切り崩そうとしていました。そのために吸血鬼の姫君を誘惑までして。 そうして王子はこれから彼女を幽閉しようと動き出すのですが……。