以上で後書きは終わりとなります。本編で書ききれなかったものも含め、『ヒトの業』の設定をぶち撒けただけでしたが、少しでも「へー」と思っていただけたら書いた意味があったというものです。
なんと後書きだけでも二ヶ月もの合間が開いてしまった事実! わざわざ読みに来ていただいた方々、お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。
ヒトのもたらした業を中心に、戦争や平行世界にまで手を伸ばし、主人公やヒーローはたった一人の称号なんてものではなく、全員が持ち合わせているものなのだということを頭の念頭に置きながら書き綴りましたが、この作品がそういう物語になっていたかのジャッジは皆様の判断に委ねたいと思います。
さて、二次創作という借り物の舞台で繰り広げられた一つの物語、如何でしたでしょうか。
けものフレンズという作品を生み出し、こういった二次創作作品を作るきっかけを作ってくださった総監督様と監督様、及びスタッフの皆様にはこの場を借りて御礼感謝いたします。
また、読者の皆様にも感謝を。けものフレンズという作品には似合わないテーマと雰囲気の作品であっても、最後までご拝読いただき誠にありがとうございました。
余談ですが、『けものフレンズ』を元にした二次創作の創作予定は今のところございません。しかし執筆活動は続けていきたいと思いますので、いつかまた、どこかで。ご縁があればお会いできるかもしれませんね。
さて、本作を綴るに当たり、文章構成に多大な影響を与えてくれたとある作家様の文言をお借りして、次のようにまとめたいと思います。
それでは、今回はこの辺りにして。
いつかまた、この作品を読んで頂く機会があることを願いつつ。
ここで筆を置かせていただきます。
最後に。
誰もが一度は聞いたであろうこの言葉で、けものフレンズ二次創作『ヒトの業』を締めさせていただきます。
あなたは、けものがお好きですか?!