• 二次創作

後書きⅠ はじめに

 初めましての方は初めまして。そうでない方も初めまして。
 白狐と申します。
 何を語るにしてもまずはこのご挨拶から。

 この度は『ヒトの業』をご拝読していただき、誠にありがとうございました!!

 さて、二年弱の期間をかけ、平成と令和をかけるように連載してきた本作でございますが、はじめに制作までの裏話から語らせていただきます。
 始まりは、アニメ『けものフレンズ』第一期が最終回を迎え、某動画サイトで二次創作を見漁っていた時、とあるインディゲームを模したけもフレ二次創作作品を見ていたことがおそらく発端になりました。
 そうです。当時爆発的な人気──今でも人気ですが──をほこっていた地底物語のことです。
 どちらも沼にハマるほど好きだったので、当初は地底物語要素を全面的に推した動画を制作する予定でした。しかし、素材集めや編集の手間を考えると、やはり面d……時間がかかってしまい、モチベの維持が大変だろうなと考え、小説の路線にシフトしました。その名残として、某地底物語要素も作品全体に散見できると思います。
 はい、そこからは割と行きあたりばったりです。最初期のプロットで存在していたのはかばんの「王になる」宣言と『最後の回廊』のツチノコとの対話くらいです。業を模したセルリアンもセルリアンの女王も頭の片隅にすらなく、極めつけに黒サーバルというキャラを思いついたのはヒグマが飛びかかった直後です。何だこの適当さは。
 そこから設定を固めていって、全体的に完成したのは港街辺りを執筆しているときですね。無計画にも程が(ry
 キャラに関して言えば、サーバル、かばん、博士、ツチノコは、裏設定として決意を固めたからこそ表出する狂気というものが存在します。まぁそれは各キャラの項をお読みいただければ、と。
 残酷描写、邪悪なかばん、二次創作で許されるギリギリの要素などなど、批判がバンバン飛び交いそうな作品になりましたが私は書いてて楽しかったので気にしません。それでも、一人でも多く楽しんでいただけたら幸いです。

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