https://kakuyomu.jp/works/16816927862163257167/episodes/16816927862896495200 今回はヴァロワ=ブルゴーニュ家について詳しく書いてみました。そしてこちらの絵は1516年頃、シュヴァーベン派のドイツの肖像画と歴史の画家ベルンハルト・ストリゲルによって作成されたこの肖像画で、神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の家族が描かれています。
向かって左からマクシミリアン1世、手前の少年はやはり向かって左から孫のェルディナンド(後の神聖ローマ皇帝フェルディナント1世)、カール(後の神聖ローマ皇帝のカール5世)、そして孫娘マリアの婿ラヨシュ2世 (後のハンガリー王)、後ろの真ん中はマリーとマクシミリアンの愛息子美公フィリップ、そして彼の傍らにいるのが「我らが姫君マリー」ですが、残念ながら実際にはそのような会合は不可能でした。この中の何人かが亡くなった後に描かれたものだったからです。