向かって右からエドワード4世、真ん中が弟クラレンス公ジョージ、一番左側が一番下の弟で後のリチャード3世です。
なにげにみんなあまり似ていないのでした。
上の兄弟達は皆金髪長身でリチャードは割合小柄で、そして一番、父リチャード公に似ていたそうです。
そして末のリチャードは生涯兄達に振り回され、人生を終えます。
なので彼が一番深い苦悩の顔をしていませんか?
返す返すも、次男坊のエドムンドが生きていれば、後のヨーク家の状況ももう少し違ったものになり、ヘンリー8世という残酷な王が出てくることもなかったのではないかと思わずにはいられません。
でもそうなるとエリザベス1世もいなかったということなので、イギリスにとってはやはり偉大なるエリザベス1世がいたのは良いことだったのかもしれませんが……。