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リチャード3世

復元されたリチャード3世の顔と、昔からある彼の肖像画になります。
この顔はシェークスピアが言うように、醜いせむし男で、血もない極悪人の顔に見えますでしょうか?
皆さんはどう思われますか?
ご意見あれば是非教えて下さい!

4件のコメント

  • かおるさん、おはようございます。日本は朝です♪

    リチャード三世の顔が復元されていたんですね!
    肖像画より若々しい印象なのが驚きです。
    どちらかというと、穏やかで思慮深い人物に見えます。

    やはり歴史は勝者が綴ってきたものですから、ヘンリー七世が自分の正統性を主張するために、リチャード三世の悪評を誇張して流していたという裏事情があるような気がします🤔

    多分に『薔薇王の葬列』の影響もありますが……!

    シェイクスピアが『リチャード三世』を書いた時もエリザベス一世のご機嫌を伺わないわけにはいかなかったでしょうし、リチャード三世が悪者になるのは必然だったと思います。

    もちろん、為政者なので清廉潔白ではないでしょうけれども、真面目で穏やかな賢者タイプだったんじゃないかな~と、私としては思ってしまいます。
    日本人なので、判官びいきというのもあるかもしれませんが。

    リチャード三世と同じく、狂女ファナとルドルフ二世も、綴られてきた歴史や時代背景によって必要以上に悪く言われているのではないかという思いがあって、私はこの二人が好きなのです(*ノωノ)

    時代が時代なら評価は違ったんじゃないか!?と想像できるのも、歴史に思いを馳せる楽しい時間ですね♪
  • 復元された顔、肖像画に比べると若々しいですね。
    いずれも、太く真っすぐな眉が印象的です。
    善悪はともかく、意思が強そうな雰囲気を感じます。
    あと肖像画の方は、やや狷介そうにも思いますが、さて?
    見た目からは、性残忍というより、理性的な印象を受けますけれど、彼の辿った人生を通して、さて実際はどうなったのでしょうね(^^;)
  • 鐘古こよみさま

    「薔薇王の葬列」でもやはりリチャードはそのように可哀相な役回りと捉えられているのですね。確かに私達日本人の中には特に
    「判官びいき」というところが強いのかもですね。私なんて一番好きな歴史上の人物は義経と静御前ですから🤗

    そうなんです、その通りで、シェークスピアはエリザベス女王の時代の人ですからね、ヘンリー7世を必要以上に立てて書いたのは当然、ということはリチャード3世を必要以上に悪く書いたのも当然ということで、彼の書いたものには信憑性は全くないに違いないと思っています。

    「真面目で穏やかな賢者タイプだったんじゃないかな~」と思って下さいましたか?! とても嬉しいです。
    実はこの物語でここまで薔薇戦争を出すつもりはなかったのですが、書いているうちに自分自身がどっぷりハマってしまい、リチャードを庇う気持ちが生まれてきてしまいました。

    好きでも嫌いでもなかったのですが、なんだか彼は本当に悲劇的な人だなぁ、と思ってしまい。挙げ句に骨が見つかった場所が工事中の駐車場と知り、彼の不名誉を撤回したいという気持ちになってしまい、この【番外編】をひつこく書いているのでした😅

    狂女ファナとルドルフ二世もそういう人達なんですね。こよみさんの小説も楽しみにしています。




  • たけざぶろう様

    「理性的な印象を受けますけれど」とご感想をいただきまして大変嬉しいです。本当にこの復元のお顔は充分素敵ですよね。彼が自分の醜さから兄に憎悪を抱き、親族を殺していった血も涙もないサイコパスのようにシェ-クスピアは彼を描いていますが、これは本当に根も葉もない嘘っぱちとしか考えられないほど、彼は心の美しい人だったように思えてなりません。

    でも事実を解明するのはもう誰にも無理なのでしょうね。あまりにも昔過ぎました。残念です…💧

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