https://www.city.seki.lg.jp/kanko/0000018972.html 岐阜県関市の鍛冶伝承館で開催されている、「~剣心VS志々雄~るろうに剣心と日本刀の世界展」にお邪魔してきました。
るろうに剣心は主人公の義弟にヒロインが殺されたという展開でちょっと燃え、それが実は生きてたという展開で冷め、ついでに「あるていすと」君が作ったヒロインの死体(の偽物)を『自分の造形美の最高傑作』と称したのにドン引きして読むのやめたんですが、作中に登場する変な刀を刀工が実物で再現した剣が展示されてるとのことで見に行ってみたんです。
『るろうに剣心』の「逆刃刀・真打」が史上初の日本刀として誕生&展示!! 見に行って、作刀したスゴ腕の刀匠に製作秘話を聞いてきたよ!
https://rocketnews24.com/2019/08/05/1244445/ これに展示されてた逆刃刀のほか、志々雄真実の最終型殺人奇剣「無限刃」(もともとのネーミングは「不変刃」)が新たに制作されて展示されていました。
https://blog.goo.ne.jp/boverkr2/e/6733c8d148aa1a61276ac3ae0e6a642c 修学旅行以下略の作中でも書きましたが、刀の反りは主にエッジ部分の鋼が部分焼き入れによってマルテンサイト化することで発生する(刀身のうちエッジ側にだけマルテンサイト化に伴う分子の膨張が起こる=均等に膨張しないために一方に反る)ので、反りの内側がマルテンサイト化した逆刃刀が鍛造の工程でどんな形状をしているのかが非常に気になっていたのです。たぶんバナナの様に湾曲した状態で鍛えてたんだろうとは思うんですが、刀匠が会場に来てなかったので話を伺うことも出来ませんでした。
これが終わってからMAGFORCEの取り扱いをしてるキンリューさんの会社に寄ったり、KIKUKNIVESの工房に寄ったりしてました。フォールディングナイフはまた買えなかったんですが、どうせKIKUの魅力はシースナイフにありとも思うので、どうでもよくなってもきました。
ラスィ・ザボのUUKみたいにブレードが強く湾曲したデビルクロウという名前のモデルがよかったんですが、グリップが先細りになった形状が気に入らなくて購入は見送りました。グリップ形状特注出来ないか、今度ナイフショーで会ったときに聞いてみよう。