泥臭いというかんこ臭いかな。
修学旅行ry、もう戦闘シーンは終わりです。あとはお姫様と漂流者たちをお城に送るだけなので、特に盛り上がるシーンはありません。
ちなみにこの作品、チートとかそういう要素、スキル、ステータスなんかは一切排除しております。
だってね、チートというのはですね。たとえばゲームデータを書き換えて自分のキャラクターを同レベル帯の平均値より突出して強力にすることでヨッッッッワイ連中を一方的にぶちのめして俺TUEEEEと変態臭い陰湿な喜びに浸るのが好きな根暗が、自分の下劣な欲望を満たすためにやってる陰険な不正行為なわけですよ。
オンラインでの対人戦に一切影響を与えない、例えば破損したデータを新規データでだいたい前と同じ状態に戻すくらいなら、俺はかまわないと思いますけどね。
でも相手のいるネトゲは別の話です。
それはともかく、それを数値で表現するために、SAOみたいなゲーム世界でもないのにステータスなんてものを取り入れてるんでしょうけど――そこらのたいして芸も無い一般ピーポーを呼び寄せて能力値をチートで底上げするくらいなら、もっとほかに呼ぶ相手がいるでしょう。
それこそ島津豊久とか織田信長とか那須与一とかを呼び寄せてチートで底上げすればいいわけで、一般人である必要はこれっぽっちも無いわけです。日常的に戦争してる人達なら、戦いに対するマインドセットも楽ですしね。まあ実際に召喚チート状態なのは、黒王陛下以下廃棄物側なんですけど。
はっきり言ってなんの価値も無い一般人がいきなり変な場所に行って救世主扱いされて、なんの努力も無しに自分の力でもない底上げパワーで好き勝手やる話のなにが面白いのか、俺にはさっぱりわからないです。
エルディアの反社会勢力は、共産主義の理想と実際にやってることの乖離に対するアンチテーゼですね。
だって共産党じゃないけど、民主党がそうだったじゃないですか。俺らが政権を取ったら明日からはバラ色の日々みたいなこと言ってたけど、バラ色どころか灰色でしたからね。学歴だけはいいけど頭の悪い連中が、ひっかきまわすだけひっかきまわしてなにも出来なかった。
まあこの国の野党とマスコミは権力を奪うことじゃなく、日本の足を引っ張って侵略されやすくすることが目的の工作員ですからね。
男性や子供、老人は撫で斬りにされ女性が強姦される横で自分たちだけは攻め込んできた人民解放軍にジェントルに扱ってもらえて、習きんぴらに褒めてもらってご褒美のチューでももらえると思ってるんでしょう。
狡兎死して走狗煮らるなんて諺、中学で習うだろうに。
まあそんなわけで、ガンシュー・ライはひたすら自分の知識や能力だけで生き延びてるキャラにしました。狩猟が出来る様に弓を持たせ、自衛官だった親父の手ほどきとボーイスカウトの知識でサバイバル(食糧以外)、農家の息子という設定で種苗店の社用車と接触させることで農耕もやらせました。結果、異世界なのにまったく工夫の無いスローライフです。
勇者? 魔王? なにそれおいしいの?
まっぷたつに割れた月の話とかも伏線臭いけど、これ以上続ける気が無いのでなにも考えてません。ビジュアル的なアクセントがほしかったんです。