Black and Blackのアップロードが終わりました。といっても、実際にアンロックされるのは月末ですけど。
お気づきの方もおいでかと思いますが、ネメアとリタに続いてThe Otherside of the Borderlineから何人かキャラが再登場です。
カクヨムからの方のためにご説明しておくと、The Otherside of the Borderlineに登場したキャラクターの大半は携帯サイトをメインにやってたときの相互リンク先からキャラクターと設定を拝借し、コラボして書いたものです。具体的には空社陽響、橘美音、環、シン、ネメア、その他帝国騎士団の面々、月之瀬、ほか。
対して向こうの設定に基づいてこっちで勝手に決めたのが、香坂隆次、笠神熾狼、彼らふたりの装備品、グリッド分けした結界構造、チーム名を除くランドマークや交差点、地区等の符号。
ちなみに香坂の外見のイメージはハンター×ハンターのキルアの祖父の首が載ったムキムキマッチョなランサーです。服装に関してはクーフーリンでもディルムッド・オディナでも、好きなほうでイメージしといてください。
笠神のほうは外見のイメージが、ブシドーブレードの空蝉とるろうに剣心の鵜堂刃衛の折衷みたいな感じになりました。共通点は全身タイツを着込んだ真顔の変態です。
笠神戦を書き始めたころ、先方から七曜武器を一個どう?と聞かれてお言葉に甘えました。どんな機能を持つのかは明示されていなかったため、こっちで勝手に決めさせてもらいました。
あと、月之瀬戦は当時のものと違い、空社陽響のラストシューティングのための結界解除に合わせて血雪甲冑と蝕が復活し、アルカードと仕切り直すというオリジナル展開になりました。
ついでに月之瀬の斃され方もガチで美音ちゃんを殺しに行って後ろから斬られたとかのほうが後々の整合性が取り易いのですが、さすがにそれは控えることにしました。こっちでは描写していませんが月之瀬と美音がストックホルミング起こしかけてたので、あの終わり方で美音に意識があった場合、美音はアルカードを助けたと看做すどころか憎んでいてもおかしくないのです。
月之瀬の血雪甲冑の円楯も、今回の加筆修正に当たってこっちで決めたものです。見た目は龍座の紫龍ですね。廬山昇龍覇は出しませんが。
ゴブリンスレイヤー? なんのことですか? パリィ? しませんよ?
なお甲冑の構造も考えて設定を決めると、龍座の聖衣の楯とかあんまりいいものではないのですが。あれ拳の装甲と一体化してるから、手首を廻すと楯が一緒に廻るんですよ。そういう構造にするためにはアームバンドがきっちり締めつけられないのでぐらつくし、手首を廻すと楯が一緒に廻って慣性で振り回され易いし、あんまりいいことないのです。
ゴブスレは円楯の縁と真中、両方でゴブリンをぶん殴っていましたが、それも手首と一緒に楯が回転しないと出来ません。試しに下膊の外側、楯がついてるであろう位置にスマホでもあてがって手首を廻してみてください。スマホは動かないでしょ? 拳の装甲と下膊の装甲が一体になった手甲は、腕に装甲をきっちり固定すると手首が回らなくなるのです。
聖闘士星矢の初期にやってたギャラクシアンウォーズでの星矢v.s.紫龍戦で、紫龍が星矢の頭突きを楯を内側に回転させて受け止め、続く追撃を躱されたために左右の手甲をまとめて破壊されるシーンがありましたが、人間の身体ってあそこまで手の甲が完全に内側に回るものなんだろうか。俺の体が固いだけかな。
まあとにかく、アームバンドをぎちぎちに締め上げたら楯が回転しない(しにくい)=手首も回らない(回りにくい)ってことですね。
以前書いたとおり、アルカードの甲冑の手甲は手首の部分で分割された構造になっており、手首だけ自由に回転させられます。フランジで敵を殴れる様にする関係上、腕の装甲を腕にしっかり固定する必要があったからです。
ちなみに血雪甲冑の円楯は手甲と完全に一体になっていますが、裏返しどころか三百六十度ぐるぐる回転します。もちろん、縁で殴るのも可能です。手首を返すのに下膊全体の装甲が回転しているからなんですが、そもそも月之瀬の左腕の装甲の内側には中身が無いので。
ところで、白鳥座の氷河の聖衣にも楯っぽいパーツがあるのに、こっちは楯が全然クローズアップされてないのはなんでなんでしょうね。
さて、だいたい説明が終わったところで、このコラボぶんは現在更新されていません。もともとのサイトを移転せずに環境を変えてしまったからで、今はPixivで活動しておられます。
カクヨムにもおいでですが、今のところSSばかりで長編に手をつけるつもりは無いみたいですね。俺の個人フォローのリストに名前があります。
で、思わせぶりに登場したネメアですが、再登場の予定は無いです。
ネメア「えっ」
あと今回のふたりの再登場の予定も無いです。
陽響「えっ」
美音「えっ」
さて、次はアルカードのチャウシェスク家逗留の経緯です。
次回Balance of Power、In the Distant Pastは現代パートは比較的まったりしてる半面、過去パートは忙しくなります。
カクヨムへの移植と本家の加筆修正のために停滞中のLong Day Long Nightは、過去パートは火事で焼失したと語られているチャウシェスク邸の日本家屋の焼失の経緯、そしてそこからEvil Must Dieの冒頭へとつながります。
現代パートは南の島でリゾート。どういうわけだかメインヒロインのフィオレンティーナそっちのけで、リディアがフラグを立てようとしております。
In the Distant Pastはセルフスピンオフ、LDKが既読でないとわからない部分が結構あるので、そこらへんいろいろ書き加えながら修正していく必要がありますね。
まあ当分先の話なので、一日二ページずつアンロックされていくぶんをお楽しみいただけると幸いです。
ではまた次回~