すでに終わった作業は、眉を顰める(ひそめる)をひらがな表記に直すこと。漢字で表記すると字面と送り仮名がともに同じであることからしかめるとひそめるが読み分けできず、また眉をしかめるでもひそめるでも意味が通るので、ひそめるのほうだけひらがなに書き換えてます。
作中で眉を「顰める」と表現されてる個所はないのですが、まあ自己満足の類ですね。
俺の場合、結構書き方で敢えて平仮名のままにしたりというのが多いです。
今回のように同じ漢字で送り仮名が同じ場合、区別をつけるために一方を平仮名にしたり、男性の一人称と女性の一人称で表記を変えたりとか。
橇(そり)と橇(かんじき)の様に同じ字でも意味が全然違うものを区別するために、一方を橇沓(かんじき)という造語にしたりとかも。本物の文学屋さんから見たら鼻で笑われるでしょうが、まあ読みやすさ優先ということで。
例としては私とわたしですね。男性はかっちりとした感じを出すために漢字で、女性は柔らかい感じを出したくて平仮名で。自分を私と呼ぶ男性って、ドラキュラとレイル・エルウッド、あとは神田親子しか登場してないけど。あとは時々忠信さんかな? 柳田神父もそうだった気がする。
あとは居間をリビングに統一したりとかですが、これに関しては和風の家に関しては『居間』で通すべきかとも思ってます。
そう、それとEvil Must Dieの1と23もしつこく改訂したりしてます。主人公がかっこよく見える様にするためなら、何度書き直しても問題なし。
そして新たな修正箇所は、抱えるをかかえるとか抱くをいだくとか。
だくといだくはやはり表記による読みわけができないので。かかえるのほうは俺の自己満足のたぐいです。
大変だけどまあ仕方ない。誰も待ってはいないだろうけど、ひとりで勝手に頑張ろう。