白玖黎

  • ホラー
  • 歴史・時代・伝奇
Baijiuli_1212
6作品

華夏風韵

神話・伝承、仙侠・武侠、古代・現代となんでもありな短編小説集。さくっと中華の風を感じたい方へ。
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作者のおすすめ順
#1

髑髏夜語／
白玖黎

最愛の妻を失い、失意に暮れる男が思い出したとある呪いの噂。 曰く、死人の頭蓋骨の中を土で満たし、小豆の種を植えておくと、真夜中に言葉を発するようになるという。 ◆『格致镜原』…
  • 残酷描写有り
私のような狂人は、桃の樹に挿げられるくらいがお似合いだ
白玖黎
愛と憎悪が交錯する、心の深淵を覗き見る一冊
藤澤勇樹
#2

一笑傾天／
白玖黎

その昔、中原随一の笑みを持つ女がいた。 誰もが女を笑わせようと躍起になった。 大商人、貴族の子息、画伯や詩人、国主である皇帝、果てには――龍神まで？
一笑のために、天をも傾ける
白玖黎
美人は国を傾けると言うけれど、傾けた張本人は幸せだったのか？
babibu
#3

忘川河の守り人／
白玖黎

此岸と彼岸の境に存在する忘川河（ぼうせんが）。 霊魂が渡ると今世の記憶を忘れてしまうという忘却の河川のほとりで、彼岸花園を管理する見習い鬼使いがいた。 彼はいわゆる落ちこぼれで…
悲願はやがて実を結び、花と成る。見習い鬼使いが導く、一夜限りの魂牽記
白玖黎
大切な人のことを忘れてしまう前に――。
佐木　真紘
#4

返魂香／
白玖黎

◇2023/12/22「カクヨム甲子園2023」【ショートストーリー部門】大賞受賞しました！ 深く迷霧の立ちこめる山岳。 山間にひっそりとたたずむ小さな庵に、妻とともに戦乱を避…
死人の魂を再び現世に呼びよせる香――その名も、返魂香という
白玖黎
どうか、そばにいて。そう彼女は言った。
肥前ロンズ
#5

黙龍盲虎／
白玖黎

◇2023/05/30「カクヨムWeb小説短編賞2022」短編特別賞受賞しました！ 黙龍と盲虎。 かつて中原の大地に、そう称された才人がいた。 一方は、江湖一の武術家として名…
  • 残酷描写有り
聾唖の武侠と盲目の刺客が繰り広げる暗黙戦。策謀の行方や如何に――
白玖黎
短編にしておくにはもったいない！続編希望です。
柚月なぎ
#6

敖霜枝／
白玖黎

太古の昔――まだ人と人ならざる者が共に歩んでいた時代。 東海龍王の三太子である敖丙（ごうへい）はある日、不用意にも天理に逆らってしまった。 深傷を負って溺れていた人間の少年を助…
  • 残酷描写有り
行く道は違えど、心はいつもともに在る
白玖黎
神と人、関わるはずのなかった二人が出会った先にあるのは――。
宮草はつか