• 異世界ファンタジー

フリッツの居るあの世界の地理どうなっているの?

話の進行で必要な設定はありません。しかし、

※一部、ネタバレを含みます。なので未読推奨。

読む意味がありません。それもいいならどうぞ。










 現実と似た地形です。
 魔法と魔力が存在するため、魔術が生まれ歴史の異なる道を辿った地球。近代相当の文明だが、魔法に基づく技術(主に医療)は現実を超えている場合が多い。ただし、工業技術はほぼ未発達で、大量生産の概念はないが気候変動への対策は現実より優れているためその必要がなく、化学も発達途中なのでハーバー・ボッシュ法に当たる技術がまだ生まれていない。
 人口爆発が起きていないので、どんなに多く見積もっても地球像人口10億人未満と現地の人々には考えられていますが、実際はもっと少ないです。


※各土地の状況

・ヨーロッパ、かつて栄えたプロギュス帝国とヴァロヴィング王国に二大勢力で分かれていた。

・北アメリカ大陸、ヴァロヴィング王国とブリテン諸島の連合が北アメリカ大陸を開拓し始めたところ、開拓利権開放を掲げたプロギュス帝国が異世界から召喚したエイリアンと契約し、北アメリカ大陸水銀と放射能汚染で死の大陸に変えた。

・プロギュス帝国、約20年前に全世界から集められた連合軍の戦力をもってエイリアンと共に滅んだ。離反も相次ぎ、プロギュス帝国は分割してヴァロヴィング王国の衛星国の一つとなる。

・ヴァロヴィング王国、ここ20年で急激に腐敗し、統治機能を失いつつあった。2年前にクーデターが起き、新王になってから大規模な粛清で血を流し、たった1年で植民地以外の統治機能を回復させた。現王は独立可能な植民地に恩を売る形で手放したいと考えている。

・アフリカ大陸、70年以上前にマシンの被害で滅んでいる。22年以上前に預言者と呼ばれる男と、メディテュラニス連邦の『弓』と呼ばれる聖騎士たちによってマシンの新規製造機能を失ったが大型のマシンが点在している。

・日本、20年前のマシン被害で滅んでる。マシン製造プラントは無いが、マシンの取りこぼしが歩いているので人間が住める土地じゃない。
・東南アジア、20年前のマシンの取りこぼしが闊歩している。日本含めて大きいというわけじゃないが、穴を掘るとマシンが出てきてレーザービームで襲ってくる土地で生きることができても、子どもを育てることは不可能。

・オセアニア、メディテュラニス連邦に所属する複数の共同体を内包する地域。
 昔ヨーロッパ諸国が侵略戦争をしかけ、現地の魔術師が予想外に強くて返り討ちに遭い入植失敗。最終的にヨーロッパ同士で潰し合いになり、現地部族と比較的有効的な関係を築けたメディテュラニス連邦と一部現地部族が協力しオセアニアフロンティア財団を開設。他ヨーロッパ人を追い出した。
 しかし、連邦との関係の違いから部族同士で抗争が起きた。現在は落ち着いている。現地部族同士で抗争が起きても連邦全体としては関わりの無い場所で行われているためあまり影響がなく表向きには友好的。

・メディテュラニス連邦、名前の通り地中海を中心にした連邦政府。連邦内に複数の王国や都市国家が所属してあの世界で有数の戦力が複数に所属している聖騎士隊がいる。アフリカ南部や、オセアニア北部でマシンの侵入を堰き止める討伐のノウハウが存在する。

・オスマン大モンゴル帝国、あの世界の最大勢力。魔法である程度資源を賄える上に科学技術が魔法に依存している世界では定住のメリットが薄いため、遊牧民が最強である。
 最強と最強が合体して大きな帝国になった。帝国内に複数の帝国と複数の先帝議会が存在し、各共同体での首都は首長が存在する場所が首都と定義されるため、広大な支配地域を皇位を持つ皇帝たちが歩き回っている状態。皇帝が複数存在するため、領分を取り違えないように頻繁に帝国内で帝国同士が会議している。一つの国とは言い難いが、武功を重んじる一つの軍である。

・あの世界の実力者、説明がつかないほど例外的に強い場合、高確率で魔法使いか、奇跡の子。魔法使いでも奇跡の子でもないのはコルネリアだけで、聖騎士で最も強い騎士も説明がつく範疇で例外的な質力者と肩を並べ殺し合いが成立するが、例外的と言えるほどの強さは無い。

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