綾波宗水にとっての代表作は『リアルヤンデレに建前はない』であることは周知の事実であろう。
処女作から始まったヤンデレ創作は、評論考察と姿を変え、そしてSFの導入によって、その幕を閉じた。
雑誌『白百合』は創作・評論の方向性を「ユリ」に求め、今一度、執筆活動を鼓舞するものとして先頃、創刊された。
そして、6/20今晩、新たに連載開始する新作『True Endのその先に』は、綾波宗水最後の小説となっても良い、という覚悟で書き始めた。
そして現段階で、この小説は完成していない。進退は未だ分からぬところに、むしろ私は己の力を試したい。
来週、27日㈪に別の短編も投稿されるが、これはもっと以前に書いていたものである。
本作は代表作『リアルヤンデレに建前はない』へのおよそ二年越しの回答である。