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春である

 3月だ。
 今月はどうしようかな。
 どうしようかな、と言うのは神社参りをいつにしようかと言うことであります。
 昨年の年末ごろに、職場の近所の神社が気になってしょうがなくなった。
 元々そこにお狐さんが在るのを知っていたのもありますが、それにしても不思議。
 どっちに呼ばれているのじゃ?
 稲荷神社は前面にお狐さんが出ているけど、実は祭神は宇賀御魂命。
 直ぐに言えば食い物の神様で、狐は単なる眷属。
 それはさておき、あまりにもうるさいからお参りしてみると、ヘンな心持になりました。
 モヤモヤするというのとも違うし、すっきりともしていない。
 けどその後には小さな奇跡が起こる。
 お参りを終えて会社の入居しているビルに帰るとエレベーターが待っているとか、長蛇の列の飲食店に行ったにも関わらず何故か私が優先されるとか、御神徳が顕著に現れる。
 呼ばれているからには、優遇されているらしい。
 じゃああの、ヘンな心持とは何かと言えば、ごちゃごちゃした気持ちを全取っ払いの真空、なのかな?
 身の毒となりそうな考えを取り除えてもらえたのかも。
 一体にどういう縁なのかは分らないけど、何かあるんだべや。
んだらば、春の平らかな日を選んで行ってみるべや。(北海道弁)
 私は神様を信じています。
 でも、何もかもを意のままという存在ではなく、見守る以外は何も出来なくて、でも、ここに居るよって存在なんじゃないかなと思っています。
 あなたの今がどんなに辛くとも、サイレントながらグッと耐えて見守っている存在は居るし、具体的に良く見ている現実の人が居て、サポートが入ると思うから、絶望は禁止です。

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