も怪談は何も、お化けの話には止まりません。
百物語は夏のもと思いますか?
いいえ。
百物語の旬は、秋です。
いつ読んだのか、どの文献だったのかはさっぱり覚えてはいませんが、なるほどと思いました。
暑いさなかに一室に閉じ込められていてシケた話ばかり聞かされるのは堪らんだろうな。
フツーにそう思います。
本来の百物語とは、秋の長雨に閉じ込められた座敷の中で、とりとめもない噂話に興じながらわいわい会話を楽しむというものであったようです。
ははぁん、だから百も出るのか。
降霊術だの何だの言われているようですが、生きている人以外と交流したいと思いますか?
ああ、それそれ、わかるぅと、共感した誰かとお昼ご飯をばくばく食いながら楽しいひと時を過ごすことほど重要なことはないと、私は思います。
本来は夜間が稼ぎ時であった居酒屋さんが苦肉の策で展開しているランチがめっちゃ美味しい!
テキトーに雑に、いい加減雑投げやりに作られた豚汁が至高に美味い奇跡に乾杯します。